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見知らぬ人たちのシルエットが奏でるゆるやかな官能の響き それでも、私は眺めていた。 揺れるカーテンの向こう側を… |
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史上最年少15歳、大いなる才能の誕生! “この凶器はお前のものだ” あたしの夢の中で死神は言った |
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| 窓の灯(あかり) |
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平成マシンガンズ |
| 青山七恵(あおやま・ななえ) |
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三並夏(みなみ・なつ) |
略歴 1983年生まれ。埼玉県出身。現在、22歳。2005年「窓の灯」で、第42回文藝賞を受賞する。 |
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略歴 1990年生まれ。静岡県出身。現在、中学三年生。2005年「平成マシンガンズ」で、第42回文藝賞を史上最年少15歳で受賞する。 |
選評
角田光代氏 「窓の灯」は、小説の湿度や熱気が、最後までとぎれず続いている。小説世界をひとつ完成させたのだと言っていいと思う。
斎藤美奈子氏 注目すべきは語り手/主人公の女性が覗き見行為の主体であること。女の子のピーピング・トム(覗き見常習犯)を描いた、本邦初の小説かもしれません。
高橋源一郎氏 「窓の灯」の青山さんは、十分にプロとしてやっていくことができるだろう。 田中康夫氏
映像的美しさを感じさせる。加えて、文章に清潔感を漂わせる。その中に時折、官能性を滲ませる。意図して出来得る作業ではなく、偏(ひとえ)に彼女の素質の成せる技であろう。 |
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選評
角田光代氏 死神のエピソードは秀逸だ。死神を書くことで、著者はある個人的真実に行き着いたのではないか。
斎藤美奈子氏 マシンガンをぶっ放す死神のイメージには普遍性がある。この人は意外な大物かもしれません。 高橋源一郎氏
「平成マシンガンズ」の魅力は、ひとことでいうなら、言葉によって世界と対峙しようとする、その凛とした「姿勢」の美しさにある。 田中康夫氏
流麗なる文章の魅力は、鍛錬を積めば誰もが到達し得る領域を超越している。その魅力は、文章力に留まらない。被害者が加害者へと容易に反転する、か弱く愚かし く、時として恐ろしき人間なる存在を、彼女は的確に捉えている。
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