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7/3 佐々木中×若松英輔 公開対談 『夜を吸って 夜より昏い』刊行記念

「コトバに用いられる詩人哲学者の悲願」

夜戦と永遠』ひっさげて哲学者として登場し、
時代を驚かせた佐々木中が、小説を書き続けている。

小説家佐々木中の是非を論評する必要は、すでにない。
最新作『夜を吸って 夜より昏い』はもちろん、
これまでの作品群もまた秀作であることは、すでに多くの読者が証している。

最初の小説『九夏前夜』を、神田の書店ではじめて手にしたときの衝撃は、
今もはっきり覚えている。
それ以降の作品『しあわせだったころしたように』、『晰子の君の諸問題』などを読みながら、
なぜ、いま、あえて、哲学の境域を超え、詩情の世界で言葉を紡がれているのか、
その意味と必然を考えている。
今回、それを、本人と語り合うなかで感じてみたい、
さらに、この対話のなかで、佐々木中という詩人哲学者の悲願もまた、目視したいと考えている。

コトバは生きている。人間がコトバを用いるのではない。コトバが人間を用いるのである。
コトバに信頼されている書き手の発言は、時を割き、耳傾けるに値する。
(若松英輔)

▼イベント概要
「読むと書く」批評家・若松英輔が、「コトバに用いられる詩人哲学者」佐々木中と語りあう濃密なる2時間。
二人を通じて顕れ出でる「コトバ」に 「ふれる」ことを、
この類稀なる場に居合わせることで、全身で感じとり味わって下さい。


開催概要
日時:2013年7月3日(水)19:00〜21:00
場所:代官山蔦屋書店
料金:1000円
申込方法:代官山 蔦屋書店店頭、またはお電話での予約の上での購入も可能です(03-3770-2525)
イベント詳細はこちら

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