2014年11月に刊行を開始した「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」(全30巻)。
2016年1月からの第Ⅱ期(全12巻)刊行開始を機に始まった、好評既刊の古典新訳を少人数でじっくりと読み解く連続講義。延べ400名以上の方にご参加いただき、ついに10回を超えました。
新訳をてがけた作家に、古典作品と新訳について、その難しさ・楽しさなどたっぷりと語っていただきます。
第12回の講師は、第7巻『枕草子/方丈記/徒然草』収録の「方丈記」を新訳した高橋源一郎さんです。
「方丈記」=「モバイル・ハウス・ダイアリーズ」...!「こんな現代語訳、あり?」と発売当初から大きな話題を集めた高橋さん。エッセイの元祖ともいわれるこの作品をどのように訳したのか、たっぷりと語っていただきます。
お申込み・詳細はこちら。
☆日時...3月24日(金) 18:30開場 19:00開演
☆会場...ジュンク堂書店池袋本店4階喫茶にて。
☆入場料1,000円(ドリンクつき)
☆定員...40名
☆受付...ジュンク堂書店池袋本店1階 案内カウンターにて。電話予約承ります。 TEL.03-5956-6111
★以降も続々開催予定。
☆当日、高橋さんとの意見交換も予定しておりますので、対象書籍(『枕草子/方丈記/徒然草』酒井順子/高橋源一郎/内田樹訳/河出書房新社刊)をご持参ください。
トークをより楽しんでいただけるよう、対象作品を読んできて、ご参加いただければ幸いです。
(書籍は当日店頭でもご購入できます。なお、サイン会は予定しておりません。)
☆ご参加の方から、事前に「方丈記」および「日本文学全集」に関して感想・質問などを募集いたします。下記メールアドレスまでお願いいたします。
当日、いただいた感想・質問をトークで紹介させていただく場合がございますので、ご承知おきください。
【感想・質問の送付先】kouhou@kawade.co.jp
※メールの件名に「3/24イベント参加」の旨をご明記ください。
講師紹介
高橋源一郎●プロフィール 1951年広島県生まれ。81年『さようなら、ギャングたち』で群像新人賞優秀作を受賞しデビュー。『優雅で感傷的な日本野球』で三島賞、『日本文学盛衰史』で伊藤整文学賞、『さよならクリストファー・ロビン』で谷崎賞を受賞。他の著書に『恋する原発』『ぼくらの民主主義なんだぜ』など。この「日本文学全集」シリーズ第30巻『日本語のために』では「終戦の詔」を新訳。