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2017年8月の記事一覧

8月28日(月)山の上ホテルにて、選考委員・斎藤美奈子氏、藤沢周氏、保坂和志氏、町田康氏により、第54回文藝賞の選考会がおこなわれました。
その結果、受賞作は若竹千佐子「おらおらでひとりいぐも」に決定いたしました。


受賞作・選評・受賞の言葉は、10月7日(土)発売の「文藝」2017年冬号に掲載されます。
尚、贈呈式につきましては、10月下旬、山の上ホテルにて執りおこない、受賞者には、正賞として記念品、副賞として賞金50万円が贈られます。


受賞者プロフィール
若竹千佐子(わかたけ・ちさこ)/女性
1954年、岩手県遠野市生まれ。63歳。
岩手大学教育学部卒業。現在、専業主婦。千葉県在住。
*文藝賞受賞者としては歴代最年長(佳作は除く)。



文藝賞について
1962年に雑誌「文藝」(*)で創設された新人文学賞。日本における新人作家の登竜門とされ、第一回受賞作である高橋一巳『悲の器』をはじめ、田中康夫『なんとなく、クリスタル』、山田詠美『ベッド タイム アイズ』、綿矢りさ『インストール』、白岩玄『野ブタ。をプロデュース』、山崎ナオコーラ『人のセックスを笑うな』など、実力と才能を兼ね備えた作家を多数輩出しています。
*当時の編集長は坂本一亀(坂本龍一の父)

大澤聡×大澤真幸トークショー
「新・現代日本論序説----1990年代以降の社会と思想」

1990年代は日本社会の「転換期」だとしばしば指摘される。ところが、当時の政治や経済の状況、様々な出来事、思想潮流などを組み合わせながら、それを正面から検討した先例は思いのほか少ない。あの時代は現代社会にどんな影響を及ぼしているのか――。
70年代以降生まれの気鋭の論者たちを結集した渾身の一冊『1990年代論』を編んだ批評家・大澤聡と、90年代から論壇の第一線で活躍、時代を捉えた思考を紡ぎ続ける社会学者・大澤真幸が、2010年代まで射程を拡張して「現代日本社会」を総括。世代を超えた新たな対話のアリーナがここからひらかれる。

【参加特典】

当日、イベントにご参加くださった方に、大澤聡さん渾身の「1990年代を読むためのブックガイド120」(本には未収録)を差し上げます。


●日時:10月16日(月) 19:00〜
●場所:蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース
●定員:70名
●問い合わせ先:03-3770-2525
主催:代官山 蔦屋書店 / 共催・協力:河出書房新社

【参加条件】
代官山 蔦屋書店にて、
『1990年代論』(河出書房新社刊/1,944円税込)+イベント参加券のセット 2,500円(税込)
または、イベント参加券 1,500円(税込)をご予約・ご購入頂いたお客様

【お申込み方法】
以下の方法でお申込みいただけます。
・店頭 (1号館1階 人文フロア)
・お電話 03-3770-2525(1号館1階 人文フロア)
・オンラインストア

【対象商品】
・『1990年代論』(河出書房新社刊/1,944円税込)+イベント参加券のセット 2,500円(税込)
・イベント参加券(1,500円/税込)

【ご注意事項】
*参加券1枚でお一人様がご参加いただけます。
*イベント会場はイベント開始の15分前から入場可能です。
*当日の座席は、先着順でお座りいただきます。
*参加券の再発行・キャンセル・払い戻しはお受けできませんのでご了承くださいませ。
*止むを得ずイベントが中止、内容変更になる場合があります。
*当日ご希望の方にサイン会を予定しております。サイン対象本は、当店でご購入いただきました対象書籍のみとさせていただきます。

【プロフィール】
大澤 聡 (おおさわ・さとし)
1978年生まれ。批評家。近畿大学文芸学部准教授。専門はメディア論/思想史。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。著書に『批評メディア論----―戦前期日本の論壇と文壇』(岩波書店)、編著に『三木清教養論集』『三木清大学論集』『三木清文芸批評集』の三部作(講談社文芸文庫)などがある。

大澤 真幸 (おおさわ・まさち)
1958年生まれ。社会学者。東京大学大学院社会学研究科博士課程修了。著書に『虚構の時代の果て』(ちくま学芸文庫)、『不可能性の時代』(岩波新書)、『ナショナリズムの由来』『〈世界史〉の哲学』(以上、講談社)、『考えるということ』(河出文庫)、『可能なる革命』(太田出版)、『日本史のなぞ』(朝日新書)など多数。
オフィシャルウェブサイト http://osawa-masachi.com/


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萩尾望都 SF原画展」兵庫会場・開幕初日の9月9日、萩尾望都トークイベントの開催が決定しました!
スペシャルゲストとして、『太陽の塔』『夜は短し歩けよ乙女』『有頂天家族』『ペンギン・ハイウェイ』などファンタジー・SF小説で人気を博している作家・森見登美彦が登場。
 萩尾望都のSF作品やお互いの創作活動について幅広いトークを展開します。

■日時:9月9日(土)午後2時~4時
■定員:400名
■会場:オルビスホール(神戸ゆかりの美術館5階)

■参加申込方法:必ず往復はがき(1枚につき2名まで)に「イベント名・住所・参加者全員のお名前・年齢・電話番号」をご記入の上、返信宛名面にも応募者の郵便番号・住所・お名前を明記し、下記の宛先までお申込ください。

〒658-0032
神戸市東灘区向洋町中2-9-1 神戸ゆかりの美術館

※8月18日(金)必着。応募多数の場合、当落および入場時間は抽選となります。
※イベントへの入場は無料ですが、展覧会入館券(入館済半券も可)が必要です。

◆詳細はこちら。
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ムナーリ生誕110年記念イベント

8月30日[水]※予約受付中
<夏の、大人休み。>

絵本は子どものためだけと思っていませんか? 
夏こそ大人を休んで、絵本を楽しんでもらいたい。
夏は、大人だって休みたい!

イタリアが誇るデザイナー・絵本作家ブルーノ・ムナーリ生誕110周年を記念して、
河出書房新社は代表作『闇の夜に』をこの夏に新装復刊いたしました。五感のすべて
を使って「読ませる」本作りをした天才・ムナーリ。『闇の夜に』は子どもだけでな
く、大人にも驚きをたくさん与えてくれる素敵な絵本です。

そこで、フレーベル館でたくさんのムナーリ絵本を編集した西山雅子さんと一緒に
「ムナーリ絵本の楽しみ方・読み方」をお話します。西山さんはイタリアでムナーリ
の工房訪問もされたそうで、貴重なお写真などが見られる絶好の機会です。

絵を読むことって、実は、案外いろんな力が必要です。その力になるヒントや、本作
りを通してのあれこれ、こぼれ話、裏話を交えつつ、ムナーリについて、また「ム
ナーリの子どもたち」である新しい絵本作家たちについて、さらにはこれからの「紙
の本」や絵本の可能性について、みなさまと一緒に考えつつ「大人を休む」ひととき
を分かちあいたいと思います。

出演:田中優子(編集者)×西山雅子(編集者)
日時:8月30日[水]
時間:19:00 ~21:30(開場18:30)
料金:1500円
会場:6次元(http://www.6jigen.com)
予約:件名を『夏の、大人休み』とし名前、人数を明記し、
rokujigen_ogikubo@yahoo.co.jp ナカムラまで。


田中優子(たなかゆうこ)
河出書房新社で主に翻訳書を担当する編集者。
エドワード・ゴーリーの一連のシリーズや、ショーン・タンの作品などを担当。
最近はフランスのBD『かわいい闇』『オリエンタルピアノ』も担当。

西山雅子(にしやままさこ)
フリーランス編集者。フレーベル館在職中にブルーノ・ムナーリ『きりのなかのサー
カス』『1945シリーズ』を担当。絵本の編集・書評執筆・出版プロデュース等で活動
中。編著書に『"ひとり出版社"という働きかた』(河出書房新社)がある。

イベント詳細はこちら
http://rokujigen.blogspot.jp/
梅原裕一郎、石川界人、山下大輝、白井悠介、河西健吾、市川太一という次世代を担う人気声優たちと猫との触れ合いをおさめた特別な写真集『きみとぼくと。 声優男子×ねこphoto book』。
かわいいねこたちとふれあうことで自然と生まれた、普段は見られない彼らの色々な素顔に癒される1冊です。

発売を記念し、期間限定 応募者特典を行うことが決定しましたのでお知らせします。

【期間限定 応募者特典】
オビ付属の応募券をハガキに貼付し、10月末までにオビ記載の応募先に送付。
抽選のうえ、限定5名に、出演声優6名のサイン入りポスターをプレゼント。
プレゼントの到着をもって、当選のご連絡といたします。


梅原裕一郎、石川界人、山下大輝、白井悠介、河西健吾、市川太一という次世代を担う人気声優たちと猫との触れ合いをおさめた特別な写真集『きみとぼくと。 声優男子×ねこphoto book』。
かわいいねこたちとふれあうことで自然と生まれた、普段は見られない彼らの色々な素顔に癒される1冊です。


発売を記念し、アニメイト限定特典を行うことが決定しましたのでお知らせします。


【アニメイト限定特典】
・初版特典に加え、さらに出演声優6名、それぞれのポストカードを各1枚6種類作成。
・絵柄は本に収録されていない未公開カット!
・初版(初回出荷分)限定で、ランダムに1枚封入(一般書店分とあわせて合計2枚封入)、購入時の指定はできませんのでご了承ください。
・アニメイト各店の店頭在庫がなくなり次第終了します。
商品の事前予約は店舗では行っておりません。発売日以降のお取置については承ります(電話可)。
・重版出来以降、刷り数を指定した注文は不可ですので、お早めにご購入ください。

【実施店舗】
アニメイト全店


本イベントは終了いたしました。ご来場くださった皆様、ありがとうございました。

第276回新宿セミナー@Kinokuniya

累計45万部、大好評の「日本文学全集」から、いよいよ角田光代訳『源氏物語』(上・中・下)の刊行が開始される。新訳『源氏物語 上』を上梓した角田光代氏と全集編者である池澤夏樹氏が、「源氏物語」をめぐって、超大作をどう捉え、どう現代に甦らせたのか、千年も魅了し続ける理由など語りつくす。

講演終了後、サイン会を行います。
当日、会場ロビーにて販売する角田光代訳「源氏物語 上」をご購入の先着100名様に整理券を配布いたします。
(会場外からお持込みの本・色紙等へのサインはお断り申しあげます。)

* * *
日時:919日(火) 19:00開演(18:30開場)
会場:紀伊國屋ホール (紀伊國屋書店新宿本店4F)
入場料金:1,500円(全席指定)

チケット発売開始:8月10日(木)10:00~


店頭販売
キノチケットカウンター (新宿本店5階/店頭販売 受付時間10:00~18:30)

キノチケオンライン】(24時間受付)

お問い合わせ:紀伊國屋ホール 03-3354-0141 (10:00~18:30)

プロフィール

角田光代 (かくた・みつよ): 1967年、神奈川県生まれ。著書に『まどろむ夜のUFO』(野間文芸新人賞)、『空中庭園』(婦人公論文芸賞)、『対岸の彼女』(直木賞)、「ロック母」(川端文学賞)、『八日目の蝉』(中央公論文芸賞)、『紙の月』(柴田錬三郎賞)など多数。


池澤夏樹 (いけざわ・なつき):1945年生まれ。作家・詩人。88年『スティル・ライフ』で芥川賞、93年『マシアス・ギリの失脚』で谷崎潤一郎賞、2010年「池澤夏樹=個人編集 世界文学全集」で毎日出版文化賞、11年朝日賞、ほか多数受賞。他に『カデナ』『アトミック・ボックス』など。

170919源氏イベントチラシ1.jpgのサムネール画像


梅原裕一郎、石川界人、山下大輝、白井悠介、河西健吾、市川太一という次世代を担う人気声優たちと猫との触れ合いをおさめた特別な写真集『きみとぼくと。 声優男子×ねこphoto book』。
かわいいねこたちとふれあうことで自然と生まれた、普段は見られない彼らの色々な素顔に癒される1冊です。
その初版特典が決定しましたのでお知らせします。


【初版特典】
・出演声優6名(各1人・6種類)のポストカードが初版(初回出荷分)限定でランダムに1枚封入されます(購入時の指定は不可)
・初版(初回出荷分)であれば、お客様取り寄せ注文にも同様に封入。

ポストカードの絵柄は本に収録されていない未公開カットです!!
なお、重版出来以降、刷り数を指定した注文は不可です。お早めにご購入ください。


超癒される表紙画像も近日公開予定です。
お楽しみに。

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