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3/3 『夢も見ずに眠った。』(河出書房新社)刊行記念 絲山秋子さんトークイベント(岡山県岡山市)

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絲山秋子さんの最新小説『夢も見ずに眠った。』が発売されました。
一組の夫婦の半生を、ふたりが旅した土地の風景や肌合いに乗せて描いた本作、岡山が重要な舞台として登場します!
そこで、絲山さんご本人をお招きして、本作に込めた思いや土地の魅力を描くこと、そして岡山をはじめ日本全国に取材で訪れた際のこぼれ話までをたっぷりお話しいただきます。ぜひこの機会にお楽しみください。

日 付:2019年3月3日(日)14時~15時半(開場13時半)
場 所:啓文社岡山本店内特設会場(コミック売場前)
住 所:岡山県岡山市北区下中野377−1
定 員:30~50名様
入場料:無料
備 考:啓文社岡山本店サービスカウンターにてご希望の方に整理券をお渡しします。
    お電話でもご参加のお申し込みを承ります。
電 話:086-805-1123


【絲山秋子さんより】
 『夢も見ずに眠った。』は2015年9月の岡山取材から始まりました。小説の主人公は架空の人物ですが、私はかれらを現実の友人や知人と同じように考えています。私にとって取材とは、架空の人物と旅をすることです。函館でも青梅でも琵琶湖でも、登場人物がどんなものに興味を持つのか、何を好ましいと感じ、どこで立ち止まるのかということをずっと考えながら歩いてきました。
 トークイベントでは取材のこと、地方で生きる大人を小説に書くことについてお話しできればと思っています。啓文社岡山本店さんでは、岡山の地図や資料を購入し、方言や特色などについて書店員さんに教えてもらいました。まさに小説のスタート地点となったこの場所で読者の皆様にお会いすることを楽しみにしております。

【担当編集Iより】
 この物語は、絲山さんが2015年秋に岡山を訪れたことで動き出した、と聞いています。以後、雑誌「文藝」で2016年の1月から絲山さんの連載「夢も見ずに眠った。」が始まり、2018年11月に完結するまでの約三年間、私は、主人公の高之と沙和子が旅する土地を、絲山さんと取材でご一緒する幸運に恵まれました(正確には第2話と第4話以降)。

 それは作家がみた風景と同じ風景をみる体験だったのですが、取材を終えて絲山さんから原稿が届くと、いつも驚きの連続でした。自分も一緒に見たはずの風景が、作家の眼を通してみると、もう一歩先に新たな風景が立ち上がってくるのです。

 今回のトークイベントでは「現実の土地」と「作品内の土地」の不思議な魅力について、絲山さんにももちろん、ご来場いただいたみなさんにもうかがってみたいと思っています。