- 受賞
- 日本図書館協会選定図書
単行本 46 ● 320ページ
ISBN:978-4-309-22391-9 ● Cコード:0023
発売日:2002.08.14
定価2,200円(本体2,000円)
×品切・重版未定
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ルーマニア生まれの亡命フランス人の著者が、東方ギリシャ正教の立場から、預言者マホメットの人間と人生を克明に描いた稀有の伝記。対立する宗教の諸派を超えイスラムの本質に迫る。
著者
ビルジル・ゲオルギウ (ゲオルギウ)
1916年ルーマニアに生まれ、ブカレスト大学、ハイデルベルグ大学で哲学と神学を専攻、文筆活動に入る。『雪の上の落書』でルーマニア王国詩人賞を授けるが、44年ソビエト軍の侵攻とともにフランスへ亡命。92年パリで歿。衝撃の文明批評で世界的なベストセラ―となった小説『二十五時』のほか、『ひとり旅の男』『女スパイ』『大虐殺者』『二十五時の証言』など、精力的な著作活動の一方で、ギリシア正教会の最高位・コンスタンチノーブル公会議府主教を務めた。
中谷 和男 (ナカタニ カズオ)
NHK海外特派員を20年務めたのち退局、翻訳・文筆家として独立。近訳に『終わりなきアメリカ帝国の戦争』『帝国アメリカ』などがある。
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