単行本

ヌフカフェハナゼツブレナイノカタケダヤスノブノカフェケイエイテツガク

ヌフカフェはなぜ潰れないのか? 武田康伸のカフェ経営哲学

武田 康伸

単行本 A5 ● 164ページ
ISBN:978-4-309-26883-5 ● Cコード:0034
発売日:2006.04.19

定価1,650円(本体1,500円)

×品切・重版未定

  • 恵比寿ヌフカフェ、表参道ニドカフェ、代官山オーカフェ、原宿リズカフェ、中目黒カフェユイット……etc.、カフェブームの火付け役となった武田康伸の、経営哲学とカフェ開業講座。

  • プロローグ/武田康伸から、この本を手にとってくれたみなさんへ。/既成概念を捨ててカフェを始めた。/手持ち資金のほかに使えるものは、知恵と体力と時間。/素人でもできることは自分たちでやる。/仕上げ工事も自分たちでやる。何でも、自分たちでやる。/店のレイアウトを決めるには、必ず現場で線を引く。/僕の好きなものを店に置きたい。/大量生産品でも、ユーズド製品でも、つくり手や使い手の想いが入っているものを活かしたい。/いいものは高額なものとは限らない。/たくさん触られた家具には味がある。/リサイクルショップは、自分の価値観がわかる場所。/店は、常に変化し続けていくもの。/家具の配置は、いつもどこか、何か変わっていくほうがいい。/7割の完成度でオープンさせ、お客さんと付き合いながら10割の空間にしていく。/スタッフの好きなものを持ち寄ると、それが自分たちの店になる。/「初めて取り組む作業」には、その人の本質が表れる。/連鎖してどんどん想像し、柔軟にパラレルに未来の準備をする。/実は、最初からカフェを目指していたわけじゃない。/「経営する自分が楽しむ店」にすると決めている。/「自分らしく」は高度なコミュニケーション法。/「needs」より「wants」より、「僕の主観」を提供する。/砂浜にあるカフェ、通称『海の家』で、強風の作業が教えてくれたこと。/自分ひとりになっても必ずやるという決意。何が起きても絶対なんとかするという覚悟を持つ。/「面接」でなく「面談」。「採用・不採用」でなく「相性が良いか悪いか」。/「勉強させてもらいます」なら、授業料をもらいます。/宣伝やPR活動は店を充実させながらしていく仕事。今ある店を最高の店にする仕事で手一杯。/お客さん同士の口コミは、本当にいい。/お客さんが特別な時間を過ごしていると実感できる目安は、?T滞在時間40分?U。/取材に来てくれた記者にも、店のファンになってもらいたい。/人付き合いが苦手でも、人との付き合い方を知ることはできる。/最初から3店舗の同時経営を視野に入れていた。/新店舗出店のタイミングは、今いるスタッフが充実しているかどうか。/隣の芝生をうらやまない。/「普段使いのできる気楽な店」でありたい。街で一番の店でありたい。/料理のジャンルを統一しない。だけど調和のあるメニュー。/スタッフが変わろうとも店の哲学は脈々と流れ引き継がれていく。/店は舞台。/「わからない」も立派な答え。/スタッフに話を伝えるには、繰り返し印象づける。/経営という仕事は、大きな判断と小さな判断の連続。/いい物件を見分けるためには、日々の生活を楽しんで、感性を養う。/自分のひらめきを信じて楽しむ。楽しむことを怠けるなんてつまらない。/自分の価値観は、身近な日用品を買う時にこそ実感する。/食べ方・飲み方・楽しみ方をたくさん知ろう。/「カフェ経営をやろう」と思った人に、カフェ経営ができる。/子育てをするように、店を育てる。/エピローグ/武田康伸から、この本を読み終えたみなさんへ。

著者

武田 康伸 (タケダ ヤスノブ)

1968年、大阪生まれ。(有)イーストミーツウエスト代表取締役。高校卒業後、デザイン事務所を経てグラフィックデザイナーとして活動。屋台村プロデューサーの補佐として十数件の店舗づくりに携わる。27歳の時、毎日新聞社主宰の毎日ビジネスサロン大阪事務所でビジネスコーディネーターとなる。毎日ビジネスサロン東京事務所に出向となり28歳で上京。期間限定カフェroom roomの運営に参加する妻をサポート。以後、恵比須neuf cafe、青山Nid cafe、代官山eau cafe、三軒茶屋trois cafeなど、数々の人気カフェを手掛ける。

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