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単行本

フィッシュマンズ

フィッシュマンズ

彼と魚のブルーズ

川崎 大助

単行本 46 ● 432ページ
ISBN:978-4-309-27236-8 ● Cコード:0073
発売日:2011.02.23

定価3,080円(本体2,800円)

×品切・重版未定

  • デビューから20年、未だ多くのファンを獲得し続けるバンド「フィッシュマンズ」初の評伝。著者と故・佐藤伸治の90年代の青春の日々を鮮やかに描き出した大著。佐藤伸治インタビュー収録。

    ■推薦文
    僕の目の前にくっきりと立ち現れた90年代の日々。
    ただひたすらフィッシュマンズの音楽に集中していた。

    今よりもゆっくりと流れていた日々の中で、
    僕らが見てきた景色や空気感が、ここに実に鮮やかに甦っている。

    佐藤伸治が生前描いてきた世界の中にある「何か」に対して、
    これ程までに的確な表現力で紐解かれた文章を僕は知らない。

    フィッシュマンズ 茂木欣一

  • はじめに
    第1章 90年12月「きょうは、シンジは、いません」
    「ラママ」での出会い/バンドブーム/「ひこうき」
    第2章 91年 らしくない大器、デビュー
    こだま和文/『チャッピー、ドント・クライ』/初インタヴュー/『コーデュロイズ・ムード』/フリッパーズ・ギター解散
    第3章 92年 涙ぐむような音楽
    「100ミリちょっとの」/佐藤伸治の作詞術/『キング・マスター・ジョージ』
    第4章 92年 ラジオ・デイズ
    「アザラシアワー にじますナイト」/〈現音舎〉の横田さん/音楽漬けの日々
    第5章 93年 新しいヤンキーたちの夜明け
    『ネオ・ヤンキーズ・ホリデイ』/初の〈ZOO〉出演/〈米国音楽〉創刊/「いかれたBaby」/渋谷系のはじまり
    第6章 94年1月~6月 渋谷は燃えているか?
    〈SLITS〉/小山田圭吾と佐藤伸治の邂逅/2枚のマキシ・シングル/マリマリ・リズムキラー・マシンガン
    第7章 94年6月~12月「夕焼けの色だよ」
    小嶋謙介脱退/『ORANGE』/小沢健二『LIFE』/渋谷系ブーム爛熟
    第8章 95年「まだ夏休みは終わってない」
    『オー! マウンテン』/阪神・淡路大震災/地下鉄サリン事件/ポリドール移籍/〈ワイキキ・ビーチ・スタジオ〉開設/「ナイトクルージング」
    第9章 96年 空中のシーズン
    『空中キャンプ』/〈STUDIO VOICE〉の表紙/旅の終わり/『LONG SEASON』
    第10章 97年~98年 残響の彼方へ
    『宇宙 日本 世田谷』/〈ワイキキ・ビーチ・スタジオ〉閉鎖/『8月の現状』/最後のインタビュー/『男達の別れ』
    第11章 99年3月15日
    それから

著者

川崎 大助 (カワサキ ダイスケ)

1965年生まれ。93年、発行人としてインディー雑誌『米国音楽』を創刊。2010年よりビームスが発行する文芸誌『インザシティ』に参加。著書に評伝『フィッシュマンズ 彼と魚のブルーズ』がある。

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