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河出文庫 ● 332ページ
ISBN:978-4-309-40744-9 ● Cコード:0193
発売日:2005.05.10
定価968円(本体880円)
×品切・重版未定
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これは私小説? それとも哲学? 父子家庭の日常を軽やかに描きながら、その視線はいつしか世界の裏側へ回りこむ……。赤瀬川原平が尾辻克彦の名で執筆した処女短篇集、ついに復活!
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肌ざわり
虫の墓場
闇のヘルペス
シンメトリック
内部抗争
牡蠣の季節
冷蔵庫
解説=坪内祐三
著者
尾辻 克彦 (オツジ カツヒコ)
1937年、横浜市生まれ。武蔵野美術学校中退後、赤瀬川原平の名で、先鋭的な美術活動を行う。79年、尾辻克彦の名で書いた「肌ざわり」で中央公論新人賞、81年、「父が消えた」で芥川賞、83年、「雪野」で野間文芸新人賞を受賞。著書多数。
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