カフカ、ドゥルーズ+ガタリに巨大な影響を与えた夭折の天才文学者が3・11を経て甦る

河出文庫 ク5-1

チリノジシン

チリの地震

クライスト短篇集

H・V・クライスト

種村 季弘

河出文庫 ● 248ページ
ISBN:978-4-309-46358-2 ● Cコード:0197
発売日:2011.08.08

定価880円(本体800円)

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  • 十七世紀、チリの大地震が引き裂かれたまま死にゆこうとしていた若い男女の運命を変えた。息をつかせぬ衝撃的な名作集。カフカが愛しドゥルーズが影響をうけた夭折の作家、復活。佐々木中氏、推薦。

著者

H・V・クライスト (クライスト,H・V)

1777~1811 ドイツの文学者。三四歳で女性を射殺し、自らも拳銃で自殺。カフカなどマイナー文学の先駆といわれる。ドゥルーズ・ガタリの『千のプラトー』の戦争機械論のテーマでもある。小説のほか、『ペンテジレーア』などの戯曲もある。

種村 季弘 (タネムラ スエヒロ)

1933年東京生まれ。独文学者。『ビンゲンのヒルデガルドの世界』で1996年度の芸術選奨、斉藤緑雨賞受賞。第一著作集「種村季弘のラビリントス」。ホッケ、マゾッホの翻訳・紹介者でもある。

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