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  1. 河出ブックス

こんな国の法にどうして従うのか?

全集・シリーズ

ホウトハナニカ

法とは何か

法思想史入門

長谷部 恭男

受賞
全国学校図書館協議会選定図書

単行本 B6 ● 240ページ
ISBN:978-4-309-62433-4 ● Cコード:0332
発売日:2011.08.03

定価1,320円(本体1,200円)

×品切・重版未定

  • 人が生きていく上で、法はどのような働きをするものなのか。先人たちの唱えた法思想の系譜を読み解き、法と共により善く生きる道を問う。いかに法に従うか、自ら判断するための入門書。

  • はしがき
    序章 法はあなたにとってどういう存在か
    第1部  国家はどのように考えられてきたか
     第1章 何のための国家か
     第2章 平和と自己防衛を目指す国家――トマス・ホッブズ
     第3章 個人の権利を保障する国家――ジョン・ロック
     第4章 自由を保全する国家――ジャン・ジャック・ルソー
     第5章 永遠に完成しない国家――イマヌエル・カント
     第6章 人々がともに生きるための立憲主義
    第2部 国家と法の結びつきは人々の判断にどう影響するか
     第7章 法の規範性と強制力――ケルゼンとハート
     第8章 法と道徳の関係――ハートとドゥオーキン
     第9章 法が法として機能する条件
     第10章 法と国家――どちらが先か
    第3部 民主的に立法することがなぜよいのか
     第11章 なぜ多数決か
     第12章 民主政の過去から学ぶ
    終章 法に従う義務はあるか

    事項索引
    人名索引

    ※各章末、「文献解題」付き。

著者

長谷部 恭男 (ハセベ ヤスオ)

1956年、広島県生まれ。東京大学法学部卒業。現在、早稲田大学法科大学院教授。専門は憲法学。著書に『憲法と平和を問いなおす』(ちくま新書)、『憲法とは何か』(岩波新書)、『憲法入門』(羽鳥書店)他。

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