河出書房新社
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30日以内に発売された新刊一覧です。
文庫・新書
見ることの塩 上 イスラエル/パレスチナ紀行
四方田 犬彦 著
イスラエル/パレスチナでは何が起きているのか? テルアヴィヴからエルサレム、そして「壁」を越えパレスチナへ――街を歩き、対話を重ね、土地の日常から現代のアポリアを凝視する珠玉の紀行文学。
定価1,320円(本体1,200円)
○在庫あり
見ることの塩 下 セルビア/コソヴォ紀行
すべてが廃墟と化し、その残骸が晒された世界へ――ただ見ることを課された旅は、紛争終結から数年後の旧ユーゴ諸国へ。宗教や民族の虚構性を看過し、世界の矛盾を凝視する苦悩と思索。珠玉の紀行文学。
古典新訳コレクション
日本霊異記・発心集
伊藤 比呂美 訳
平安初期に景戒によって善悪、奇跡や怪異などを描いた最古の説話集「日本霊異記」と、鎌倉初期の鴨長明による仏教説話「発心集」。古典新訳に定評のある詩人・伊藤比呂美が両作品から厳選、渾身の新訳。
定価880円(本体800円)
堤中納言物語
中島 京子 訳
作者・編者ともに不詳、ミステリアスでユーモアに溢れる日本最古の短篇物語集『堤中納言物語』。中島京子による名訳により生き生きと蘇る「可笑しみ」を堪能できる10篇を収録。
定価770円(本体700円)
スペース金融道
宮内 悠介 著
「宇宙だろうと深海だろうと、核融合炉内だろうと零下190度の惑星だろうと取り立てる」植民惑星・二番街の金融会社に勤務する「ぼく」は、凄腕の上司とともに今日も債権回収へ。超絶SF連作集。
定価968円(本体880円)
鬼とはなにか まつろわぬ民か、縄文の神か
戸矢 学 著
来訪神は、鬼の姿で現れ福音をもたらし、太古の土俗神たちも、異形の鬼として荒ぶる神となるが、転じて守護神となる。怨霊、鬼道、鬼門、伝説などから、鬼は神と捉える日本人の信仰心の原像に迫る。
自分はバカかもしれないと思ったときに読む本
竹内 薫 著
バカがいるのではない、バカはつくられるのだ! 人気サイエンス作家がバカをこじらせないための秘訣を伝授。学生にも社会人にも効果テキメン! カタいアタマをときほぐすやわらか思考問題付き。新装版。
定価858円(本体780円)
結ぼれ
R・D・レイン 著 村上 光彦 訳
結ぼれ、絡みあい、こんがらがり、袋小路、支離滅裂、堂々めぐり、きずな――異才の精神科医が詩の言葉として書きつけた、人間を束縛する関係性の模様。「詩人」レインの原点たる寓話性に満ちた伝説の書。
定価891円(本体810円)
とうに夜半を過ぎて
レイ・ブラッドベリ 著 小笠原 豊樹 訳
死体を乗せ走る救急車のなかで交わされる会話の戦慄、チョコレート中毒の男が神父に語る懺悔、子供時代のいじめっ子を殺そうと思い立ち故郷に帰った中年男。SFの詩人が贈るとっておきの二十二篇。新装版
定価1,210円(本体1,100円)
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