河出書房新社
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日本文学
沈黙の川 本田延三郎 点綴
青木 笙子 著
「小林多喜二を売った男」という汚名の真実は? 戦後、岡田英次・木村功、劇作家としての井上ひさし・水上勉等を育てた「日本最初の演劇プロデューサー」本田延三郎の人間像に迫る評伝。
定価1,650円(本体1,500円)
○在庫あり
本の寄り道
鴻巣 友季子 著
『嵐が丘』などの翻訳で大活躍の著者、初の書評集。今世紀初めから約10年間の傑作、話題作を中心に、おすすめ本240冊を紹介する。読書の愉しみがつまった最新最強のブックガイド。
定価2,420円(本体2,200円)
×品切・重版未定
三島由紀夫vs.司馬遼太郎 戦後精神と近代
山内 由紀人 著
一見、真逆の立場に見える両者。だが、幕末から大戦、戦後の不毛に対して、問題意識を共有していた。細かく2人の交錯を追い、日本とは何かを探る。
定価2,640円(本体2,400円)
KAWADE道の手帖
作家と戦争 太平洋戦争70年
太平洋戦争開戦70年。作家と戦争の関わりを、文学者の戦争責任問題を中心に総合的に考える入門編。対談は、川村湊×成田龍一「3.11から遡る」。論考と戦争関連小説など。
定価1,760円(本体1,600円)
文藝別冊
増補新版 中上健次 路地はどこにでもある
『枯木灘』で知られる戦後最大の物語作家の軌跡を追う。本人の発言も多数収録。2011年夏公開の遺作『軽蔑』の映画監督・廣木隆一監督インタヴューなども増補した新装版。
定価1,320円(本体1,200円)
趣味・実用・芸術
河出ブックス
自動車と建築 モータリゼーション時代の環境デザイン
堀田 典裕 著
自動車の登場は、わが国にどのような「環境」を生み出したのか? ハイウェイ、スカイライン、パーキング、ロードサイドの建築をとおして、自動車をめぐるデザインを見直す画期的な論考。
定価1,430円(本体1,300円)
書評・時評・本の話 1978-2008
中沢 けい 著
デビューの年の1978年から2008年までの30年間に発表された単行本未収録の批評的文章を、時系列に〈書評〉〈時評〉〈本の話〉に分けて現代文学の変遷を跡づける、文学の一大曼荼羅。
定価8,360円(本体7,600円)
宮澤賢治と幻の恋人 澤田キヌを追って
澤村 修治 著
女性を忌避した賢治だが、何人かの女性の影が窺われる。作品、証言から「恋人」を整理し、新発見の、看護婦であった澤田キヌとの関係を探り、彼女のその後を追う。
きもので読む源氏物語
近藤 富枝 著
貴人たちの生き方は、その着るものにこめられていた。「きもの」を鍵に、物語の行間に秘められた“心”を解読する、絶好の案内書。『源氏物語』をより理解したい人のために。
定価1,980円(本体1,800円)
「平凡」物語 めざせ!百万部 岩堀喜之助と雑誌『平凡』と清水達夫
塩澤 幸登 著
終戦の年一冊の雑誌が誕生した。下中彌三郎はなぜ岩堀喜之助に「平凡」の表題を譲り渡したのか? 戦後出版史最大の謎に迫り、美空ひばりとの劇的な邂逅と100万部突破への苦難を描く!
定価3,300円(本体3,000円)
×品切
【人と思考の軌跡】 永山則夫 ある表現者の使命
細見 和之 著
獄中で文字を学び、多くの著作を書いて処刑された「連続射殺魔」永山にとって「表現」とは何か。はじめて永山の「表現」のすべてと向きあいつつ、犯罪、死刑、そして文学を根底から問いかえす。
鴨居羊子の世界
近代 ナリコ 責任編集
下着デザイナー、エッセイスト、画家として、ジャンルを超えて独自の輝きを放った鴨居羊子に迫る入門書。本人の単行本未収録エッセイや対談、角田光代他による寄稿など。
開高健 生誕80年記念総特集
ベトナム戦争体験を経て、決定的な喪失を味わい、ドキュメンタリー、釣、酒、食と転戦した開高文学の再評価。単行本未収録再録と重松清による角田光代ロングインタヴュー等。
定価1,257円(本体1,143円)
平凡パンチの時代 1964年~1988年 希望と苦闘と挫折の物語
経済成長を背景に忽然と姿を現した日本初の若者雑誌を舞台に繰り広げられた幾多の偉大な才能たちの希望と挫折の記録。『平凡パンチの時代』(マガジンハウス刊)の増補完全版。
定価3,080円(本体2,800円)
堀口大學 詩は一生の長い道
長谷川 郁夫 著
名訳詩集『月下の一群』は近代の詩・文学・日本語に計り知れない影響を与えた。機知とエロチシズムの詩人と言われ、無理解と嫉視と黙殺の中で闘いぬいた堀口大學の初の本格的評伝。
定価7,260円(本体6,600円)
荷風と左団次 交情蜜のごとし
芝居への愛が2人をつないだ――歌舞伎界の風雲児・2世市川左団次との温かく純情な交流から浮かび上がる、荷風の意外な素顔。これまで誰も書かなかった荷風論の意欲作。
寺山修司の時代 なぜいつも新しいのか
没後25年をへて戯曲の上演など再評価の声が高い寺山修司。なぜ寺山はいつも新しいのか。その可能性を多様な角度から検証する。美輪明宏、新高恵子、流山寺祥、高取英、安藤礼二など。
ふくろうの本
ふくろうの本/日本の文化
図説 宮沢賢治
上田 哲/関山 房兵/大矢 邦宣/池野 正樹 編
岩手県在住の研究者が足で集めた新事実をもとに賢治「伝説」を見直す! 賢治が愛した森、林、生きもの、鉱物、星、懐かしい人々。賢治のすべてに出会えるイーハトブ案内。
村上春樹『1Q84』をどう読むか
河出書房新社編集部 編
大傑作か? 問題作か? 35人の論客が今、問いかける――加藤典洋/内田樹/森達也/島田裕巳/川村湊/沼野充義/四方田犬彦/斎藤環/安藤礼二/五十嵐太郎/大森望×豊崎由美他。
雷蔵の色
村松 友視 著
没後40年、雷蔵のあらたな魅力が蘇る! 今なお不動の人気を誇る市川雷蔵のすべてを、斬新な役者論、映画論、時代論で描き切る決定版。写真、口絵ポスター満載、ファン垂涎の一冊!