河出書房新社
河出の本を探す
553件中 261~280件を表示 | 表示件数 20 30 50 件
文庫・新書
とうに夜半を過ぎて
レイ・ブラッドベリ 著 小笠原 豊樹 訳
海ぞいの断崖の木にぶらさがり揺れていた少女の死体を乗せて闇の中を走る救急車が遭遇する不思議な恐怖を描く表題作ほか、SFの詩人が贈るとっておきの二十二篇。これぞブラッドベリの真骨頂!
定価1,045円(本体950円)
×品切・重版未定
ベンヤミン・アンソロジー
ヴァルター・ベンヤミン 著 山口 裕之 編訳
危機の時代にこそ読まれるべき思想家ベンヤミンの精髄を最新の研究をふまえて気鋭が全面的に新訳。重要なテクストを一冊に凝縮、その繊細にしてアクチュアルな思考の核心にせまる。
定価1,452円(本体1,320円)
△重版中
トーニオ・クレーガー 他一篇
トーマス・マン 著 平野 卿子 訳
ぼくは人生を愛している。これはいわば告白だ――孤独で瞑想的な少年トーニオは成長し芸術家として名を成す……巨匠マンの自画像にして不滅の青春小説、清新な新訳版。併録「マーリオと魔術師」。
定価627円(本体570円)
△2週間~
哲学の教科書 ドゥルーズ初期
ジル・ドゥルーズ 編著 加賀野井 秀一 訳注
高校教師だったドゥルーズが編んだ教科書『本能と制度』と、処女作「キリストからブルジョワジーへ」。これら幻の名著を詳細な訳注によって解説し、ドゥルーズの原点を明らかにする。
千のプラトー 下 資本主義と分裂症
ジル・ドゥルーズ/フェリックス・ガタリ 著 宇野 邦一 他訳
来たるべき思考のための名著最終刊。戦争機械、捕獲装置を論じ、かつてない国家、戦争、技術、資本への問いから、平滑空間/条里空間の考察を経て非有機的生に向かう壮大な歴史哲学の試み。
定価1,430円(本体1,300円)
○在庫あり
[ウィジェット]と[ワジェット]とボフ
シオドア・スタージョン 著 若島 正 編
自殺志願の男、女優を夢見る女……下宿屋に集う者たちに、奇蹟の夜が訪れる――表題作の中篇他、「帰り道」「必要」「火星人と脳なし」など全六篇。孤高の天才作家が描きつづけたさまざまな愛のかたち。
定価935円(本体850円)
千のプラトー 中 資本主義と分裂症
輝く断片
シオドア・スタージョン 著 大森 望 編
雨降る夜に瀕死の女をひろった男。友達もいない孤独な男は決意する――切ない感動に満ちた名作八篇を収録した、異色ミステリ傑作選。第三十六回星雲賞海外短篇部門受賞「ニュースの時間です」収録。
白痴 3
ドストエフスキー 著 望月 哲男 訳
エパンチン家の末娘アグラーヤとムィシキン公爵は、互いの好意を確認する。しかし、ナスターシヤの呪縛を逃れられない公爵は、ロゴージンとの歪な三角関係に捕われ悲劇を迎える。画期的な新訳の最終巻。
定価1,034円(本体940円)
カーデュラ探偵社
ジャック・リッチー 著 駒月 雅子/好野 理恵 訳
私立探偵カーデュラの営業時間は夜間のみ。超人的な力と鋭い頭脳で事件を解決、常に黒服に身を包む名探偵の正体は……〈カーデュラ〉シリーズ全八篇と、新訳で贈る短篇五篇を収録する、リッチー名作選。
定価924円(本体840円)
千のプラトー 上 資本主義と分裂症
白痴 2
純朴なムィシキン公爵と血気盛んな商人ロゴージン。絶世の美女ナスターシヤをめぐり二人の思惑が交錯する。自らの癲癇による至高体験や、現実の殺人事件に想を得たドストエフスキー流の恋愛小説。新訳。
ピエール・リヴィエール 殺人・狂気・エクリチュール
ミシェル・フーコー 編著 慎改 康之/柵瀬 宏平/千條 真知子/八幡 恵一 訳
十九世紀フランスの小さな農村で一人の青年が母、妹、弟を殺害した。青年の手記と事件の考察からなる、フーコー権力論の記念碑的労作であると同時に希有の美しさにみちた名著の新訳。
増補完全版 ビートルズ 上
ハンター・デイヴィス 著 小笠原 豊樹/中田 耕治 訳
ビートルズの全面的な協力のもと、彼らと関係者に直接取材して書かれた唯一の評伝。どんな子どもで、どうやってバンド活動を始め、いかに成功したか。長い序文と詳細な附録をつけた完全版!
定価1,320円(本体1,200円)
増補完全版 ビートルズ 下
世界中を魅了し、今なお愛され続けるビートルズ。歴史を変えたバンドの一生を詳細に追う。友人として四人と長くつきあってきた著者だからこそ知りえたビートルズの素顔を伝えた大傑作!
白痴 1
「しんじつ美しい人」とされる純朴な青年ムィシキン公爵。彼は、はたして聖者なのか、それともバカなのか。ドストエフスキー五大小説のなかでもっとも波瀾に満ちた長篇の新訳決定版。
定価825円(本体750円)
オン・ザ・ロード
ジャック・ケルアック 著 青山 南 訳
安住に否を突きつけ、自由を夢見て、終わらない旅に向かう若者たち。ビート・ジェネレーションの誕生を告げ、その後のあらゆる文化に決定的な影響を与えつづけた不滅の青春の書が半世紀ぶりの新訳で甦る。
批評と臨床
ジル・ドゥルーズ 著 守中 高明/谷 昌親 訳
文学とは錯乱/健康の企てであり、その役割は来たるべき民衆=人民を創造することなのだ。「神の裁き」から生を解き放つため極限の思考。ドゥルーズの思考の到達点を示す生前最後の著書にして不滅の名著。
プレシャス
サファイア 著 東江 一紀 訳
父親のレイプで二度も妊娠し、母親の虐待に打ちのめされてハーレムで生きる、十六歳の少女プレシャス。そんな彼女が読み書きを教えるレイン先生に出会い、魂の詩人となっていく。山田詠美推薦。映画化。
定価836円(本体760円)
ゾウがすすり泣くとき 動物たちの豊かな感情世界
ジェフリー・M・マッソン/スーザン・マッカーシー 著 小梨 直 訳
動物にも人間のような感情はあるのか? ときにゾウは涙し、ゴリラは歌う。長い間、その存在が否定されてきた動物の感情を、多くの実例、エピソードをもとに論証し、欧米で大論争を巻き起こした話題の書。