河出書房新社
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文庫・新書
〔種村季弘コレクション〕
薔薇十字の魔法
種村 季弘 著
謎の秘密結社として知られる薔薇十字団。世界救済のみちびき手としてたえず待望されつづけたこの不可思議な幻の集団の教理を分析しながら、その正体にせまるエッセイ集。
定価790円(本体718円)
×品切・重版未定
影法師の誘惑
幼少年期に強く心ひかれた幻想、魔術、見世物、覗きからくり、映画、時計、人形、といったオブジェやイメージの眩惑の秘密をめぐって、少年が意識する自己の分身としての影を考察する夢幻的なエッセイ集
定価769円(本体699円)
詐欺師の楽園
定価619円(本体563円)
悪魔礼拝
古代ギリシャから現代に至るヨーロッパ悪魔学の系譜をとりあげながら、悪魔礼拝をめぐる奇怪な習俗・信仰を紹介し、悪魔払いとしての近代文学が成立する過程を論ずる異色作。
怪物の解剖学
ゴーレム、機械人間、巨人伝説など、人間の夢と欲望を凝縮した人工生命の系譜を歴史の闇から再生させ、神と人間の間に介在した幻想の生物のなかに、蘇るべき祝祭空間をさぐる綺想の現象学。
定価641円(本体583円)
ぺてん師列伝
種村 季弘
嘘言と演技と“制服”を武器に、突如体制内に侵入し、欲の皮のつっぱった紳士淑女を手玉にとり、哄笑を残して消えさる愛すべき道化師たちの肖像を近世ドイツの実話をもとに縦横に語る痛快エッセイ!
定価556円(本体505円)
アナクロニズム
定価576円(本体524円)
吸血鬼幻想
文学、映画、絵画などに出現する吸血鬼の影を追い求めながら、戦慄すべき血とエロチシズムにみちた夜の世界、死と生が交錯する境界領域を縦横に考察するエッセイ集。種村版<吸血鬼大全>。