河出書房新社
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日本文学
江戸戯作文庫
作者胎内十月図
流行作家の内幕ものが江戸時代にもあったという珍しい一冊。草双紙、滑稽本はどのように作られたのか。作者自身が登場し、執筆の手順、出版流通の実態が今でも同じで笑いを誘う。
定価3,300円(本体3,000円)
×品切・重版未定
傾城水滸伝 2
108人の女豪傑を創り出し、第二回配本は翌年正月に刊行されたがこれもたちまち売り切れた。絵は豊国が初編刊行後亡くなったので門下の国安が交替、12編まで描いている。
鬼児島名誉仇討
滑稽本の名手によるめずらしい合巻の復刻。圧倒的に奇抜な劇画的絵組みの巧みさで、文化年間流行となった読本に対抗し評判をとった八巻四十丁を収録。
朧月猫の草紙
猫が美しいキモノを着て恋をする。奇想天外なこの本は、江戸にネコブームを引き起こしたが、天保の改革によって禁書となった。150年ぶりの、お目みえ!
定価2,776円(本体2,524円)
座敷芸忠臣蔵
ものまねブームにわく江戸。「忠臣蔵」のパロディが続々出版された。全篇を馬づくしで描く「仮多綱忠臣鞍」、謎絵解きの「御慰忠臣蔵の攷」を復刻。
方言修行 金草鞋 2
(東海道篇) 新趣向の道中記、東海道名所めぐり三十丁。一九自筆の下絵を添付して、狂歌と駄洒落はいよいよ冴えわたる。膝栗毛につづく江戸のベストセラー登場!
定価2,200円(本体2,000円)
腹筋逢夢石
江戸人の遊び心に大喝采の一冊。鳥獣魚虫の身振りやものまねをしながら人間批評をしてみせる趣向。声色ものまねを「おうむせき」という。この本のおかげで江戸もものまねブームがおこった。
傾城水滸伝 1
(初篇) 売れに売れて板木がつぶれてしまったという江戸時代空前の超ベストセラー。古典の「水滸伝」を下敷にヒーローを女に置きかえた奇想天外な物語。江戸にオテンバ娘が増えたという。
方言修行 金草鞋 1
(江戸篇) 名所ガイド・ブックは江戸時代でもベストセラーであった。名作「東海道膝栗毛」の著者が純粋にガイドものとして書いた26編の初回配本。現存する唯一の初摺本を底本にして復刻。
八重霞かしくの仇討
黄表紙時代が終り、草双紙の長編化が定着した時代の傑作。読み切り伝奇小説の巧みなストーリーと斬新な絵組みが評判をよんだ。一家の不幸にほんろうされる娘の運命を描いた敵討物である。
江戸戯作文庫【全10巻】
定価-円(本体-円)
---発注不可