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城 夏子 (ジョウ ナツコ)

和歌山県生まれ。17歳の頃より雑誌『文学界』『令女界』『女学生』等への投稿を始める。『令女界』の編集助手をしながら少女小説を書き、初の少女小説集『薔薇の小径』(竹久夢二装丁・挿画)出版。この挿画は、マンドリンを弾いている彼女をモデルに夢二が描いたもの。長谷川時雨主催『女人芸術』の同人となり、『文学時代』の嘱託記者を経て、終戦直後、女流文学会の会員となる。優れた感性と繊細な筆で、“叙情文学”に新境地を開いた。また、生きて行くことの楽しさ、その方法をポジティブに颯爽と伝えるエッセイは、多くの読者の共感を呼んだ。小説集『水上の音楽』『六つの晩年』『毬をつく女』等、随筆集『薔薇の小筐』『薔薇の花の長い服』『おてんば七十歳』『林の中の晩餐会』『朱紫の館』『桃花流水』『愉しみ上手 老い上手』等、数多くの魅力的な作品を残している。

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また杏色の靴をはこう

日本文学

また杏色の靴をはこう

城 夏子 著 早川 茉莉

いつも「17歳」の心で、人生を愉しんだ名エッセイスト城夏子の作品集。今の自分がいちばん好き!という城の言葉には生きるヒントが詰まっている。また、老後の不安を一掃する秘訣も満載!

  • 単行本 / 240頁
  • 2006.07.21発売
  • ISBN 978-4-309-01768-6

定価1,760円(本体1,600円)

×品切・重版未定

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