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14歳の世渡り術
山本幸久「未確認ガール」
立岩真也 | 境界を社会学する
傷だらけの果実
甘糟りり子 | 逢えない夜を、数えてみても
谷村志穂連載エッセイ|チャイとミーミー
Kawade Web Magazine|小路幸也 キシャツー
津原泰水Web連載 夢分けの船
あられもない祈り
ヤングアダルト出版会
期間限定 出版社共同 謝恩価格本フェア 2012年4月20日〜6月20日
特集
特集の一覧ページです
 
2012.05.07 更新
5月8日発売です。
※地域により発売日に差が生じることがあります。
2012.04.05 更新
4月6日発売予定です。
※地域により発売日に差が生じることがあります。
2012.03.19 更新
 
 
2012.03.05 更新
3月6日発売予定です。 ※地域により発売日に差が生じることがあります。
2012.02.01 更新
2月7日発売予定です。
※地域により発売日に差が生じることがあります。
2012.01.05 更新
1月11日発売予定です。
※地域により発売日に差が生じることがあります。
2011.11.30 更新
12月6日発売予定です。
※地域により発売日に差が生じることがあります。
2011.10.31 更新
11月8日発売予定です。
※地域により発売日に差が生じることがあります。
2011.09.29 更新
10月6日発売予定です。
※地域により発売日に差が生じることがあります。
2011.09.02 更新
P12〜13のプロセス写真の通し番号に誤りがございました。
深くお詫び申し上げますとともに、左図のように訂正いたします。
なお、写真及び文章の内容に誤りはございません。
2011.08.30 更新
9月6日発売予定です。
※地域により発売日に差が生じることがあります。
2011.08.08 更新
この本を読んで思ったこと、感じたことをぜひ感想文としてお寄せください。なお、送りいただいた感想文は、小社の宣伝などに使用させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
書店員さんから感動の感想をいただきました!

ブックスルーエ 花本武さん
人は人をみている。親は子供をみているし、恋人どうしはみつめあっている。そのお互いの目と目の間にある「言葉」とは似て非なるなにか。それを「言葉」で表現しよとする大バクチに著者は賭けた。勝敗はみなさん読んで確認してほしい。タイトルにも暗示されるビターな味わいに酔うためのほどよく醸された大人の小説だ。人間関係小説家、山崎ナオコーラ待望の恋愛関係小説。『ニキの屈辱』は、初期ナオコーラサーガ、エピソード1の掉尾を飾るにふさわしい一冊。

有隣堂アトレ目黒店 酒井ふゆきさん
タイトルの名人、山崎ナオコーラ。今回もぎゅっと読む人を惹き付けます。売れっ子写真家の「ニキ」とアシスタントの「加賀美」。この2人の恋愛が主なストーリーなのですが、恋愛の始まりの、お互いの探りあいや2人だけのゲームみたいな言い回しが絶妙です。加賀美が写真に目覚めてゆく様も、本当に目の前にその写真が見える様です。2人の関係からこのタイトルはすぐに想像がつくのですが、読んでいるうちに忘れてしまって最後のシーンで改めてああ!と思ってしまいました。やっぱりタイトル名人です。なんとなく映画の「ベティブルー」を思い出す小説でした。

三省堂書店神保町本店 神原美菜さん
ニキの恋は不器用すぎて可笑しくて切なかった。どうして「屈辱」を味わうことになってしまうのか……このテーマで、仲のいい友達の恋話をするみたいに誰かと小一時間しゃべり合うことができそう。というか誰かと「ニキ、ここがだめだったよ」「加賀美くんはずるい! だって……」とか語り合いたくなった。それだけ誰にも身近で、絵空事でないリアルな恋愛が描かれているからではないかと思いました。とにかくたくさんの人に読んでもらい、語り合ってもらいたい、そんな作品です。

twitterでの感想はコチラ
2011.07.26 更新
8月8日発売予定です。
※地域により発売日に差が生じることがあります。
2011.06.24 更新
7月6日発売予定です。
※地域により発売日に差が生じることがあります。
2011.05.25 更新
6月7日発売予定です。
※地域により発売日に差が生じることがあります。
2011.04.25 更新
5月10日発売予定です。
※地域により発売日に差が生じることがあります。
2011.04.19 更新
P36-37「キルティングのカンガルーバッグ」の図面に誤りがございました。読者の皆様には大変ご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げますとともに、該当箇所を訂正させていただきます。
◆P37左上の図【2】と左中の図【4】に誤りがございました。正しくは左図となります。

◆P36右上【製図】
図の一番上に以下の説明が入ります。
※下の図を参照し型紙を作る。表布に写したら、型紙を180°回転させて底を突き合わせて置き、もう片面を写す(底の部分がわになる)。裏布は裏側から型紙をあてて、同様に底を突き合わせてバッグの両面を写す。
2011.04.11 更新
創業125年・名著復活事業を開始!
河出書房新社は創業125年を迎えるにあたって名著復活の事業を開始する。これは刊行時、評価の高かったもの、あるいは再評価の気運のあるもの、そしていまあらためて光をあてるべきものなどを、復刊、また時に新訳などで甦らせ、本を愛する方々のお手元に届けようというものである。
電子書籍時代の到来が喧伝され、読書環境の変化が世を騒がせているが、そうした時代であるからこそ、真の名著はかつてなく望まれているのもたしかである。小社は戦前から今日まで多くのジャンルにわたって多くの書籍を刊行してきた。これらの中にはいまだに読み継がれているものもあれば、また他のかたちで読者の手にわたっているものも少なくない。しかし読み継がれるべきでありながらあらためて光を浴びることなく埋もれてしまった書も多い。そしてそれを再び世に問うことは出版にかかわる者の責務であると同時に大きな喜びである。
われわれはこの事業を「KAWADEルネサンス」と名付ける。ここには失われた名著、良書の復刊・復活だけではなく、これによる新たな文藝復興=ルネサンスへの期待をもこめられている。本を愛してやまない多くの人々があるかぎり、この事業は継続されるだろう。

2011年3月
2011.03.28 更新
4月6日発売予定です。
※地域により発売日に差が生じることがあります。
2011.02.28 更新
3月8日発売予定です。
※地域により発売日に差が生じることがあります。
2011.02.03 更新
2月8日発売予定です。
※地域により発売日に差が生じることがあります。
2011.01.05 更新
1月7日発売予定です。 ※地域により発売日に差が生じることがあります。
2010.12.01 更新
12月7日発売予定です。
※地域により発売日に差が生じることがあります。
2010.10.29 更新
11月8日発売予定です。 ※地域により発売日に差が生じることがあります。
2010.09.29 更新
10月6日発売予定です。
※地域により発売日に差が生じることがあります。
2010.09.03 更新
9月7日発売予定です。
※地域により発売日に差が生じることがあります。
  また、『木橋』のみ9月10日頃の発売になります。
2010.07.30 更新
8月6日発売予定です。
※地域により発売日に差が生じることがあります。
2010.06.25 更新
7月6日発売予定です。
※地域により発売日に差が生じることがあります。
2010.05.28 更新
6月8日発売予定です。
※地域により発売日に差が生じることがあります。
2010.05.25 更新
ここに深くお詫びいたしますとともに、訂正させて頂きます。
2010.05.06 更新
毎秋恒例の「河出文庫 グランドフェア」を今年は5月から全国書店にて開催いたします。
2010.05.06 更新
5月7日発売予定です。
※地域により発売日に差が生じることがあります。
2010.04.27 更新
※赤字部分が欠落しておりました。
2010.04.02 更新
4月6日発売予定です。
※地域により発売日に差が生じることがあります。
2010.03.29 更新
「あな吉さんのゆるベジ料理教室」公式ホームページがオープンしました。
2010.03.17 更新
〈「ナチュラル・ウーマン 2010」 4月17日公開〉
監督:野村誠一
出演:亜矢乃、汐見ゆかり、英玲奈、木下あゆ美、村田雄浩
2010.03.12 更新
「不思議の国のアリス」のその後――映画「アリス・イン・ワンダーランド」 4月17日公開!
19歳に成長したアリスの“新たなる冒険”
☆映画「アリス・イン・ワンダーランド」公開記念☆
映画オリジナルグッズが当たる! トーハン書籍キャンペーンやってます。
2010.03.01 更新
3月8日発売予定です。
※地域により若干の差があります。
2010.02.15 更新
このカワデがすごい!
このカワデがすごい!
2010.02.03 更新
2月8日発売予定です。
※地域により若干の差があります。
2010.02.01 更新
日本人の可能性の極限を拓いた巨人
中沢新一責任編集。近代人類学に対抗し、独力で切り拓いた野生の思考の奇蹟。
2010.01.21 更新
2009年11月に『なんでも!いっぱい!こども大図鑑が発売になりました。
世界22カ国で刊行のベストセラー百科事典!
2010.01.05 更新
【選考委員】斎藤美奈子・田中康夫・藤沢周・保坂和志
第46回 文藝賞受賞の2作品がともに、第142回 芥川賞候補作になりました!
2010.01.05 更新
1月8日発売予定です。
※地域により若干の差があります。
2009.12.25 更新
Twitterの河出書房新社アカウントを作成しました!
イベントや書籍の情報、その他色々。
Twitter始動!
2009.12.22 更新
篠原涼子主演、ドラマ・映画化された「アンフェア」 
2006年1月からフジテレビ系にて連続ドラマが放送され、2007年3月映画化、全国東宝系にて公開された「アンフェア」の関連本を特集。
2009.12.10 更新
あの名作が映画になった!
2010年1月15日 全国ロードショー(380館予定)
2009.12.04 更新
12月8日発売予定です。
※地域により若干の差があります。
2009.11.25 更新
エドワード・ゴーリー★ユニーク、摩訶不思議な雰囲気・・・
独自の線画、ユニークなキャラクター、摩訶不思議な雰囲気・・・
あなたは、エドワード・ゴーリーの世界を知っていますか?
2009.11.11 更新
DVD制作ご協力のお願い
昨年の秋から冬にかけて、鶴見俊輔さんに合計8時間余りのインタビューをさせていただきました。聞き手は黒川創さんです。その一部は NHK ETV特集「鶴見俊輔 戦後日本人民の記憶」として4月に放送されました。90分の番組でご紹介できたのは8時間のインタビューのほんの一部です。
鶴見さんの子どもの頃の思い出、不良少年の時代、ハーバード留学の頃、交換船帰国、従軍体験、敗戦の日のこと、思想の科学をスタートした頃、鶴見さんのアメリカへの道を閉ざした日本最初の原爆展、ハンセン氏病とのかかわり、60年安保、べ平連、脱走兵援助・・・そして9条の会、先立った人々への「悼詞」、86歳にして感じる永遠の感覚まで、鶴見さんの迫力ある語り、ユーモアのある表情で語りつくされています。
その映像をぜひDVDにして皆様に見ていただきたいのです。2時間ほどに編集したものとする予定です。永久保存の資料としても重要なものであることは言うまでもありません。

ここで皆様にお願いです。制作にかかる150万円〜200万円を出してくれるところは今ありません。制作費捻出にご協力ください。私たちが考えた方法は多くの方々に予約をしていただき制作をスタートするというものです。私たちが所属するテレビマンユニオンは制作費の立替をしてくれることはできます。それには収入の見込みが必要なのです。

以下の要領で予約してください。1部3000円、500部の予約がいただければ制作にかかることができます。制作が決まりましたらお知らせしご送金いただき引き換えに商品をお送りします。
詳しいお問い合わせは、下記へ連絡をお願いいたします。

2009年11月
テレビマンユニオン
坂元 良江
長澤 智美

制作事務局連絡先
〒150−0001
東京都渋谷区神宮前5−53−67 コスモス青山 South 棟
電話 03−6418−8571
FAX 03−6418−8743
2009.11.06 更新
11月6日発売です。(地域により若干の差があります)
2009.11.06 更新
第1回配本 第1巻
J・ケルアック 青山南訳『オン・ザ・ロード』11月9日全国一斉発売

体裁 四六寸伸判/上製カバー装/各巻平均460頁/月報付
各巻定価 各2,100円〜3,150円(本体2,000円〜3,000円)
販売条件 第1巻のみ3か月延勘(以降、新刊委託)

全巻定期一時払い特価 59,800円(本体56,852円) ※2008年3月末日まで
全巻定期各巻払い   66,360円(本体63,200円)

※2008年1月第2回配本、以降毎月刊行予定
【書店様専用!!】「世界文学全集」全巻定期予約分のご注文について
●全巻定期予約分の申し込み

<1>全巻定期一時払い特価(2008.3月末日まで)
<2>全巻定期各巻払い

<1><2>を別にして、注文書もしくは「全巻定期申し込みリスト(*1)」とともに販売会社または河出書房新社へお申込み下さい。販売会社様の定期台帳に記載されます。
発売後も定期申し込み、もしくは定期に切り替えがございましたら、必ず販売会社様へ定期改正をお願い申し上げます。
定期数に基づき、全巻予約特典「特製ブックマーカー」をご送付致します。また、「書店様拡売報奨」の基礎数となります。「特製ブックマーカー」は2008年2月より順次ご送付致します。
全巻定期数の確定につきましては、最終の「全巻定期申し込みリスト」を販売会社もしくは小社へご提出いただき、売上スリップ(第1集 第1巻〜第4巻 2008.3月刊まで)と付き合わせの後、確定致します(*2)。
尚、売上スリップのご送付は2008年6月末小社到着分までを対象としまして、「書店様拡売報奨」につきましては、7月末より9月上旬まで順次お支払いします。

*1 「全巻定期申し込みリスト」は、販売会社各支店、小社営業部へご請求ください。
  また、コチラよりダウンロードができます。
*2 P-net加盟書店様は、売上スリップを送信いただいておりますのでスリップのご送付は
  必要ございません。「全巻定期申し込みリスト」のみご提出下さい。


●店頭販売分の申し込み
ご希望数を販売会社または河出書房新社へお申込み下さい。


●書店様各売報奨(定期のみ)
上記の通り、「全巻定期一時払い」、「全巻定期各巻払い」のお申し込みの場合は、書店様各売報奨として段階別報奨をご用意しております。

1〜 9セット  1セットあたり 1,300円
10〜19セット 1セットあたり 2,000円
20〜49セット 1セットあたり 2,600円
50セット〜  1セットあたり 3,200円

上記の要領と期限で、定期お申し込み数を確定し、報奨金額をお支払い致します。
2009.10.20 更新
ヴィジュアルガイド決定版!
2009.10.18 更新
選考委員をうならせた力作!
本年の文藝賞は、荻世いをらさん「公園」と、中山咲さん「ヘンリエッタ」の2作に決定致しました!
2009.10.06 更新
『世界の終わりの魔法使い』、待望の最新刊!
西島大介が描く、科学VS魔法の世界。そこで出会った科学少年ムギと魔法使いの少女サン・フェアリー・アンのファンタジック・ラブ・ストーリー! 特設サイトも開設。「せかまほ」三部作計画、始動!!
2009.10.06 更新
10月6日発売です。(地域により若干の差があります)
2009.09.26 更新
毎年恒例、河出文庫グランドフェア2007、全国書店にて開催中!
河出文庫グランドフェア2007の対象の日本の作品のご紹介です。
2009.09.21 更新
映画原作!世界の女の子が夢中になった、大人気シリーズ!
日本でも女子中高生を中心に大人気の『プリンセス・ダイアリー』シリーズ。映画「プリティ・プリンセス」の原作でもあるこのシリーズは、ハイスクール1年生のダメダメな女の子・ミアが主人公。ところが彼女は、実はある国のプリンセスだった!? 21世紀のシンデレラ・ストーリー!
2009.09.11 更新
KAWADE MYSTERY 第2期の刊行開始を記念して、プレゼントキャンペーンを実施します。対象書籍を3点ご購入いただいた方全員に、装幀でもおなじみの和田誠さんイラストの〈KAWADE MYSTERY オリジナルマグカップ〉をプレゼント! 皆様、ふるってご応募ください!
●対象商品 KAWADE MYSTERY第2期の第1〜3回配本と、第1期4点でフェアオビに応募券の付いているもの
●宛先 〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷2-32-2 (株)河出書房新社「KAWADE MYSTERY プレゼントキャンペーン」係
●締切 2008年3月31日(当日消印有効)
●発送日 2008年5月末頃発送予定(プレゼントの送付先は日本国内に限らせて頂きます)
●応募方法 対象商品のオビの折り返しの応募券を、3枚一口として官製はがきに貼り、郵便番号、住所、氏名、年齢、電話番号、ご購入いただいた書名をご記入の上、上記宛先までお送り下さい。お一人様何回(何口)でも応募可能です。
※応募内容に不備・不正がある場合は無効となります。
※ご応募いただいた方の個人情報は、プレゼントを発送する目的のみに使用いたします。
2009.09.07 更新
9月8日発売です。(地域により若干の差があります)
2009.09.07 更新
はじめての人にも塗りやすい、はっきりとした線画と大きな文字が特徴。
2009.08.26 更新
 
2009.08.07 更新
8月7日発売です。(地域により若干の差があります)
2009.07.27 更新
着物はじめてさんでも、ファブリック帯が3分で結べる! 著者・大竹恵理子さん実演の動画公開中。
2009.07.18 更新
『ペンギンのABC』の刊行を記念して、Suicaのペンギンのイラストでもおなじみ、ペンギン基金のメンバーであり、この本のイラストも書いていただいている坂崎千春さんによる「オリジナル・ペンギン・アルファベットシール」を抽選で500名様にプレゼント!
**坂崎千春さんオリジナル ペンギン・アルファベット・シール、プレゼント実施中!**

●応募方法 『ペンギンのABC』のオビの折り返しについている応募券を、官製はがきに1枚貼り、郵便番号、住所、氏名、年齢、電話番号、本の感想をご記入の上、下記宛にお送り下さい。お一人様何回(何口)でもご応募が可能です。尚、当選者の発表は発送をもって代えさせていただきます。
●宛先 〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷2--32-2 (株)河出書房新社「ペンギンのABC」係
●〆切 2007年10月31日(当日消印有効)
●発送日 2007年12月中旬頃発送予定
●個人情報について ご応募頂いた方の個人情報は、懸賞の抽選と商品を発送する目的のみに使用致します。
2009.07.18 更新
ピーター・メイルの最新小説『プロヴァンスの贈りもの』が、リドリー・スコット監督、ラッセル・クロウ主演の同名映画、8月4日全国ロードショー!
原作小説『プロヴァンスの贈りもの』は、単行本、文庫ともに絶賛発売中です!
2009.07.08 更新
7月7日発売です。(地域により若干の差があります)
2009.07.06 更新
ブコウスキー『勝手に生きろ!』映画化!
書くことだけが救いだった ブコウスキー20代の日々。
マット・ディロン主演映画『酔いどれ詩人になるまえに』原作!
2007年8月、銀座テアトルシネマ他で公開!
2009.06.26 更新
P49の図5、6および、型紙「を」の後ろ身ごろにおいて誤りがございました。ここに深くお詫びいたしますとともに、訂正させて頂きます。
● 本書49ページ 
へ『手ぬぐい幅がスカート丈のワンピース』
[修正箇所]5、6の図(修正図をご参照ください)
× 後ろ身ごろ(裏)
→ ○ 後ろ身ごろ(表)

●付属型紙
を『丸袖のワンピース』
[修正箇所]後ろ身ごろ
付属型紙が実寸より大きくなっており、85%縮小したものが正しいサイズとなります。

*修正型紙データをご希望の方はメールにてPDF形式でお送りいたしますので、下記までご連絡ください(A4・100%の実寸サイズとなります)。また郵送希望の方はお送り先を明記ください。
info@kawade.co.jp
2009.06.25 更新
整形したように顔のサイズを変える! 話題の顔骨マッサージ、韓国秘伝の骨気(コルギ)メソッドが、待望のDVD化!!
2009.06.23 更新
発売記念、プレゼントキャンペーン実施中!
湯本香樹実さんと酒井駒子さんによる感動の絵本『くまとやまねこ』。この本を読んで思ったこと、感じたことをぜひ感想文としてお寄せください。発売記念として、2008年6月30日までに送ってくださった方の中から抽選で5名様に、湯本香樹実さんと酒井駒子さんお二人のサインが入った本書をプレゼントいたします!
感想文は、コチラのページの「読者の声投稿」欄にて受け付けております。プレゼント当選者の方にのみ、メールにてあらためてご連絡を差し上げますので、投稿の際にメールアドレスのご記入をお願い致します。
なお、お送りいただいた感想文は、小社の宣伝などに使用させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
※サイン本プレゼントの応募受付終了後も、感想文は当サイトにて受け付けております。

感想文は、携帯電話専用のモバイルサイトでも受付中!
http://kawade-m.jp/kumayama/


書店員さんからも、感動の感想をいただきました!



啓文堂書店府中店 志水さん
大人も子供も感動できる喪失と再生の物語。
今一番、こどもに読んで聞かせたい一冊です。
でも、泣かずに最後まで読みきる自信がありません。

旭屋書店本店 山口さん
悲しみすぎることは悪いことじゃない。親しいひとを失った痛みは、そう簡単に消えるはずはないのだから。でもいつか傷は癒される。くまがやまねこに出会ったように。あなたがこの本に出会えたように。

アセンス心斎橋店 村田さん
「死」と向き合うのは同時に生きようとすることでもあります。ことりとの絆を胸に生きようとするクマが痛いほど切ない。だけど、誰にだって「きょうの朝」がやってくるのです。

ナディフ 城川さん
ともだちのことりがいなくなって、くまは、かなしいきもちをかかえて過ごします。生きていると楽しいこともかなしいこともあるけれど、かなしいときはかなしいきもちをあじわってみる。まっくらな部屋から外に出てみたら、まわりのものが色鮮やかにみえてきます。
ことりのかわいい姿や、どうぶつたちや草花の生き生きとした姿、光のいろを感じられる、うつくしい絵本です。

河出書房新社 営業部 平井孝昌
読み終わった瞬間、涙が溢れて止まりませんでした。不覚にも男泣きです!

ジュンク堂書店天満橋店 中村さん
ひとつの命の終わりは、大きな大きな悲しみを生み出す。その悲しみを乗り越えられた時、更に大きな生命の力が生まれることを教えてくれる、心震わす物語。

ジュンク堂書店大阪本店 森川さん
この絵本は優しい哲学に満ちあふれていた。酒井駒子さんの絵がまたとてもいい。私の心にスーッと溶け込むようだった。

リブロ渋谷店 青木さん
はじめはどうしてタイトルが「ことりとくま」ではないのかしら?と思いました。
でも、やまねこくんタンバリンをとりだした瞬間に、ああ…と。
ああ、このタンバリンをくまくんにわたせるようになるまでに、やまねこくんもきっときっとたくさん泣いたのにちがいない。
くまくんと同じように…。そう思えたんです。
とても悲しいお話だけれど、最後にそっと希望がみえてくるような、そんな絵本です。

ブックハウス神保町 荒木さん
たいせつなともだちとの別れは、誰にとっても悲しいものす。でも、その悲しみを乗り越えることによって、楽しかったころの思い出にひたることができるのだと思います。
この絵本は、誰もが経験する「たいせつなともだちとの別れ」がテーマです。
大人の方にもぜひ読んでいただきたい一冊です。


直木賞作家・角田光代さんによる『くまとやまねこ』の書評をご紹介しています。是非、ご覧下さい。
2009.06.19 更新
『明日の言付け』刊行に寄せて 短期集中連載 (聞き手 南部真里)
第4回
「伝えることを諦めないでほしい」

――また本を出したいと思いますか?
一青 思います。書くことはおもしろい。僕と私と私たちとあなたたちを行き来するというか、書いているとトリップできるんですよね(笑)。
――読者にはなにを感じてほしいですか?
一青 伝えることを諦めないでということですね。その感覚がずっとあって、これまでも言えなくて後悔したことを歌で伝えたいという気持ちはありました。伝えても伝えても伝えすぎることはない。「愛している」という言葉が恥ずかしいなら違う言葉で伝えればいい。いろんな小説や映画もぎりぎりまで要約すると言いたいことは「ラヴ&ピース」だったりするじゃないですか。それをさまざまな形で表現する。なぜならそれらは人間が一番忘れやすいことだからかもしれない。
――過去のこととかご両親のことを書かれていますけど、読後感がいいですよね。前向きに生きようと背中を押す感じが随所に見られます。
一青 旅に行くと悩んでいることがどうでもよくなるじゃないですか。あの感じで狭いところに落ち込んでいると人間は苦しくなってしまうから、なにかが切り開けるきっかけになれば。悩んで、それでも前に進むんだというときに後押しできたらいいなと思います。
――「個人的な言葉が普遍的なことにつながる」とおっしゃっいましたが、それは最初から目指していたことですか?
一青 デビューから5年経ってわかったことです。『BESTYO』を出してはじめてわかったというか。
――なぜそのタイミングで?
一青 「ベスト盤なんてことさら売れないでしょう」と思っていたらそれが思った以上にみなさんに買ってもらえた。自分が逃れようしていた「一青窈」というものを好きだというひとがいてくれるなら、逃たりしないで、みんながほしいと思うようなことはちゃんと歌っていこうと自分自身を受け入れることができるようになった。自分がどう感じているのかしっかり書いた「ハナミズキ」のような歌が受け入れられたというのが……個人的なことを書いた方が、たとえ作業としてはつらくても伝わるんだなと思いました。
――ベスト盤はひとつのターニング・ポイントだった。
一青 そうですね。こんな多面的な私もいると広げてはみたけど本当はひとつだったみたいな(笑)。
――「日記でもウソをつくようになった」という一文がありますが、この本にはそういう部分は……
一青 それはありますよ。さらけ出したいと言いつつも、そのパーセンテージが薄まっているだけで、やっぱりかっこつけたいと思って書いているところもあるし、バランス取る気持ちが働いているところもある。
――頭から最後まで順繰りに読まなくても、気づいたときにページをめくるような日々の生活といっしょにあるような本になったと思います。
一青 一気には読めない(笑)。
――もちろん読んでしまうとは思いますけど、一気に読むのがもったいない本こそいい本だと思うんです。
一青 ありがとうございます。そういえば、この前ブータンに行ってきたんですよ。7歳ぐらいから僧侶になっている子どもたちは毎日お経を読んでいるんですよ。そのお経をちょっと見せてもらったんですけど、そのなかには自分にある程度のものが備わらないと読めないものがあるらしく、70歳になっても80歳になってもまだわからない到達地点があるというのを知って、私なんかが書いていることはここに書かれていることの箸にも棒にも掛からないじゃないかと思いました。
――台湾語でもブータンの言葉でもいいんですが、日本語だけではなく、外国語を含めた大きな言語の渦のなかで自分は言葉を書いているという実感はありますか?
一青 生きている言葉には後世に残したいなにかがあって、それが大切に保存されて何百年も残っている。「いいこと」っていうのは変わらないんだと思うんですよ、アメリカン・インディアンの言葉みたいに。私なんかは美術館で仏陀美術の作品をみるとき、観賞する態度になってしまうんです。だけど宗教をもっているひとたちは、拝んだときの精神状態にご利益があると感じていると思う。そこでは人間がもともともっている優しい精神が損なわれていない。私は「拝む」という感じが日本人として大事なポイントだと思う。いわば、「ありがとう精神」というか、拝むという行為にある人間の精神というか。
――宗教とは無関係に、なにかに向き合う切実さとして。
一青 子どもが熱を出したらさすってあげるとか。そんなことで熱は下がらないかもしれないけど。
――科学的な根拠はそこでは必要ないですよね。
一青 科学的に根拠づけられないなにかを言葉に著してみました。目に見えないことや言い表しづらいことを。
(了)

☆おしまい☆
2009.06.08 更新
6月8日発売です。(地域により若干の差があります)
ただし『十年ゴム消し』忌野 清志郎 のみ、6月中旬発売です。
2009.06.04 更新
『明日の言付け』刊行に寄せて 短期集中連載 (聞き手 南部真里)
第3回
「言葉とか文字のひとつひとつには「なんで?」がたくさんある」

--社会のできごとを詩に著すことと恋愛について書くことは一青さんにとって同じことなのでしょうか?
一青 どの問題も私にとっては一大事です。
--切実なものを書きたいということですか?
一青 なんともかんとも触らない言葉をひらひら言われても通り過ぎて行くだけです。電車の中にあるテレビを見ているのと同じで、ただ流していくというのが私はいやで、あなたはどう感じたの? と言いたいんです。
--あなたというのは?
一青 「あのひとがこう言っていたんだよ」と言われるよりも、「私はこう思っているんだよ」と言われた方が私にはグッとくる。ネットが出てきて、匿名でなにかが描けるとなったときに、「ここから引用してきたんだ」とわかる言葉が氾濫している。私が一青窈として人前でなにかを表現するのであれば、自分の責任で自分の言葉を話そうと思っています。同じ人間としてこういう風に感じていますと言った方が生きている感がある。それに私は「これは社会問題、これは恋愛のこと」と区切っているわけじゃないですし。偶然が引き寄せることなんですね。ヒキコモリという名前をつけなくても、友だちが「あれ? あなた全然家から出ないよね」って気づいたり、カンボジアにどうしてそんなに多くの地雷があるのか友だちの活動を通じて知ったり、気になると自然とつながるということはありますね。
--ところで『明日の言付け』は三章から成り立っていますが、どのパートに時間がかかったとかここが難しかったとか、何かありますか?
一青 特に難しいパートはなかったです。ただ、わかった風にして書いていくと似たような文章が出てくるってことに気づいたんですね。だからなるべく荒削りなままで残したいと思いました。
--一章は歳時記の体裁をとっていますが、これを書くことで、時間や季節の流れを意識するようになりましたか?
一青 意識するようになったと言うよりも、歳時記や辞書が私は好きなんですよ(笑)。
--言葉が膨大にあると安心する?
一青 まだこんなに知らない文字があるんだ!って。
--文字へのフェティシズムがある?
一青 子どもがお母さんに「なんで? なんで?」と尋ねるような感覚かな。言葉とか文字のひとつひとつには「なんで?」がたくさんあるんです。
--書くのはワープロですか?
一青 パソコンができた時代、大学のときからパソコンが必修になった時点で私には手書きがなくなりました。
--歌詞を書くのも、文章表現もすべてソフトウェアを経由して?
一青 思いついたときに書くのは手書きです。雑誌の切れ端なんかに手書きで書いて、パソコンの「つれづれ」フォルダに入れる。ヒップホップなんかで韻を踏んでいるリリックがあるじゃないですか? 「ING」とかを種別にしてストックする(と言ってパソコンを開く)。こうやって擬音や擬態語、格言、比喩……全部。
--アーカイヴですね。
一青 そうです。それで詩を書くときに天気に関する言葉がほしいと思ったら「天気」のフォルダを開いて天気にまつわる「霞立つ」とかそういう言葉を探す。歌詞で譜割が決まっている場合は音数に合う文字数の言葉を探すという、パズル的な作り方です。「ツアー・タイトルを決めて」と言われたら、「タイトル候補」のフォルダをつらつら見て決める。
--理数的ですね。
一青 理数的かもしれない(笑)。
--ずっとそういう創作法なんですか?
一青 パソコン以降ですね。
--一方で言葉や文字がもっている面白さは身体性と結びついていることもありますよね、このひとの筆跡で書かれる文字だからおもしろい、そういうタイプなのかなと思っていました。
一青 物体として古いものは好きなんですけど、自分が読む側と考えるとパソコンがいいかな。手書きで本を出すんだったらデザイン・ブックとかアート・ブックになってしまいますね。
--今回の詩にもアーカイヴから引用する形で書かれたものは?
一青 ありますよ、もちろん。
--それは対処法ですよね。
一青 自分の中にストックしているものはあるんですが、締切りがあると急がなきゃいけないからアーカイヴィングされていた方が効率いい(笑)。でもたまに神様のいたずらかもしれないけど、データは消えるんですよ(笑)。
--クラッシュするとかね。
一青 そうすると、やっぱり人間の身体に残っているものの方がよかったということありますよ(笑)。
--よい方に捉えますね。
一青 プラス思考なんです。
--私はPCがとんだら廃業しますけどね(笑)。パソコンとかそういうものに依存することはよくないとは思うんですよ。広辞苑や百科事典をひく行為とウィキ(ペディア)で目的の言葉にダイレクトに到達するのとはまったく違うわけで、私たちはメモリを外部依存しているというか、検索することと知ることの差異がなくなってきている気がします。
一青 調べるという行為を通して経験が残るんですよね。きっとそういうことを書きたかったんだと思います。知ったようなことを書くとどうでもいいものになってしまう。だけど、改めて考えてみると(アーカイヴ化することは)自分の世代的な行為だと思いました。サンプリングっぽいというか、サンプリングっぽいのだけど自分だけの言葉を探そうとしているというか。
--世代とか時代とかを意識しますか?
一青 なるべくそれに捕われないように、当たり前にように接したいと思います。擬音語/擬態語という枠組みがあって、ドアをノックする音が「コンコン」と定義されていたとしても、「あなたはどう聴こえるか?」「私にはこう聴こえる」ということを大切にしたい。

☆次回更新 6/11(水)予定☆
2009.05.28 更新
『明日の言付け』刊行に寄せて 短期集中連載 (聞き手 南部真里)
第2回
「誰にとっても言葉は未来へつながるものであってほしい」

--詩のなかで不意に改行や空白を設けたり、読点を打ったりするのも文字がもつおもしろさの追求ですか? それともヴィジュアル的な意図ですか?
一青 見た目もそうなんですが、音読されたときのことを意識しています。読んだときのリズム感を意識して作っています。
--それは歌うときのリズムとは違いますか?
一青 歌うときはメロディに乗ってはじめて浮かび上がる言葉の形があるからちょっと違うものです。
--どちらが難しいということありますか?
一青 どっちも等しくやっていて楽しい(笑)。難しいことは全然ないです。
--譜割があって言葉を乗せるほうが職業的にやりやすいということはない?
一青 いまのところないです。日本語だと意味がわからなくても音の感じや文字面だけで想像できるじゃないですか? 「朧げ」という漢字を知らなくても、月が入っていておぼろ昆布みたいな漢字だから(笑)、前後の文脈から想像すると「おぼろげ」と読めますよね。本が嫌いというひとはストリクトリーにわからないから止まる、例えば注釈があって注釈を読んでいるうちに内容がわからなくなってめんどくさくなってしまう (笑)。そういうことじゃなくて、もっと楽に本を楽しんでほしいと思いますね。実際私も、家庭環境のなかでそうやって言葉を使ってきたんだと思います。
--家庭環境?
一青 父が台湾のひとで、母が日本人で、親戚がアメリカに行っていたりして。子どもの頃、英語で話す、台湾語で話す、中国語で話すといったなかにポツンと置かれて、なんだかよくわからないけどみんなは怒っているんだとか、何番目の兄さんがなにをやったと台湾語で小言を言ってるんだとか、そういったことはなんとなく分かるんです。だから言葉を厳密に理解しなくても感覚でとればいいんだと思うようになりました。
音楽ってそれでいいような気がしていて、必ずしも作者の意図通りに伝わらなくても、感情だけが共有できればいいというのがあるんです。でも日本語で日本のひとたちになにかを伝えるのであれば、私なりに感じる日本を表現したかった。
--この本を読むひとを想像できます?
一青 言葉好きなひとがまず手にとってくれると思います。(書名の)『明日の言付け』の「言付け」ってなんだろうと思うようなひとですね。
--一青窈の魅力を再発見するひともいるでしょうね。
一青 でも私は、私のことを知らないひとが買ってくれそうな気がします。「一青窈」というのが名前だと認識しないままで(笑)。
--タイトルの『明日の言付け』は言葉としては少し違和感がありますが、由来はどういったところから?
一青 「言付け」という言葉は、お母さんが子どもに「何時に帰ってくるから、○○をチンして食べてね」という、ふたりの間で起こるやさしさのやりとりみたいな言葉だと捉えていて、旅館でも、「お言付けはございますか?」と言われることもあって、「すごくいい言葉だな」って(笑)。
「言付け」という言葉が、誰かが誰かを意識してなにかを残したい気持ちなんだと思ったときに、私も読んでくれる相手は見えなくても、伝えたくて書いているんだからピッタリだと思ったんです。
--「明日への言付け」ではなく、「明日の言付け」なんですね。
一青『明日への言付け』だと固いですよね。「明日の」というのも、中国語だと「〜的」と書いて「の」という意味になるんですよね。「の」はすごく便利で、私は好きなんですね。
--いまじゃなく明日。
一青 自分に対しても言葉が未来へとつながるものであってほしいし、誰かにとっても言葉は未来へつながるものであってほしい。
--詩と散文はもっている時間が違うと思うんですよ。その意味で、一青さんのエッセイに流れている時間はおもしろかった。過去をもう一度生き直したというか、思い直した感じを受けました。
一青 過去のことを書いたとき、思い出を美化していくというか、父や母の思い出も自分のなかでどんどん美しくなっていっているのに気づきました。子どものころなんて、うっとうしいと思うこともあったんですけど、亡くなると急に「あのころはよかった」という気持ちが出てきて、人間の生きていくために備わった忘却の作用や美化する意識を思いました。
--お父さんやお母さんの記憶も美しいかけがえのないものとご自分のなかに残っている。
一青 デビュー当初は父や母のことを引きずっていたのでしっかりそれがあったんですけど、いまはあんまりもう、払拭したというか……それは一枚目のアルバムでできたと思うので、今はいま生きているひとに対してなにを言えるのかという方が亡くなったひとを偲びつづけるよりも前向きな生き方かな、と。でも実際重要だと思うんですけどね、悲しみから逃れずにちゃんと向き合うことは。向き合った上で一度吐き出す。吐き出した後にいまが大切だと思ったならいまを描く。そういった段階ですね。
--それが一冊の本としてまとまったことでなにかが変わるかもしれないという予感のようなものは……
一青 あります。書いている間中「もう書けない」と思いながら書いていたんですけど、書き終わった瞬間に「もっと書きたい」と。昔のことなので、いまこの瞬間に思っていることとズレてはいますが、全部直していったら際限がない。だいいち本のなかでは「私はカナヅチだ」と書いていますけど、いま私は泳げるんですよ(笑)。そんなことで「いま私は泳げますが」なんて注釈を入れるのはどうでもいい話ですから(笑)。
--練習されたんですね。
一青 練習というよりも、違う視点からトライしてみようと思ったんです。泳ごうとするから泳げないんだなと思って、だったら水のなかで光を楽しもうということです。イルカみたいに潜水をしながら、クラムボンがプカプカ笑ったという一節を思い出しながら、宮沢賢治はこういうふうに泡をみていたのかと潜っていたら泳げるようになった(笑)。

☆次回更新 6/4(水)予定☆
2009.05.21 更新
『明日の言付け』刊行に寄せて 短期集中連載 (聞き手 南部真里)
第1回
「書けば書くほど自分が見えてきて、自分にフォーカスを置くと、普遍的な言葉が生まれる」

--本が出た経緯、なぜいまこういった本を出そうと思ったのかということから教えてください。
一青 音楽の仕事をしている上で、歌ができる背景というのはそれぞれの歌がもっているんですね。ライヴに来ていただく方にはMCなどで説明したりするんですけど、それがどんなに話しても伝わらない部分がある。本を書いたのは、そういった、歌が生まれたきっかけとか想いといったものをもっと他の人に伝えたかったし、それを書き出すことで自分自身を見直すこともできると思ったんです。それに、そもそも言葉を書くことってなんだろうっていうことを含めて、説明できたらいいだろうなと思いました。
なぜいまかと言われると、やっと書ける自信をそれなりに持てたからだろうと思います。
--それはご自分が歌でずっと表現してきて、ようやく言葉だけで表現するほど、なにかが蓄えられた、と。
一青 音楽に興味あるひとが音符を並べるように、写真好きが写真を撮るように、私は言葉が気になっているから(歌詞や詩を)書いていただけだと思っていたんですけど、それだけだろうかと改めて気づけるようになった。私が言葉を扱っているのはひょっとしたら混血っていう理由があるかもしれないし、音楽的に言葉を楽しんでいる部分もあるかもしれない。インタヴューやMCで話すうちにそのことに気づくようになった。気づいたのなら、もったいないから書いとこうかと(笑)。
--3章(「歌私集」)は歌詞とその背景を説明したエッセイで構成されていますが、その形態がきっかけになったということですか?
一青 ライヴでは散文詩みたいにポエトリー・リーディングをしながら歌に入っていくことが多かったんですよ。言葉遊び歌みたいに言葉を並べていって、歌にさらっと入ったときになにかの言葉だけがピックアップされて前の歌とリンクされて絵が浮かぶ……。歌詞とエッセイの組み合わせは、そういう感じでしゃべっていたMCの発展形です。自分にとってエッセイにまとめるというのは、ちゃんと本にまとめるということを意識していたからですね。もっと形式が自由だったら全体が散文詩になったかもしれない。
--一青さんのエッセイ、いいですね。
一青 もともとは新聞に載せていたエッセイ(「一章 一青思案の歳時記」)を河出さんに「よいですね」と言っていただいて、「そうかしら」っておだてられつつ「書こうかしら」って(笑)。読みたいと言ってくださる方がひとりでもいれば書こう、という気持ちですね。少しでも広げられるのであれば私の挑戦にもなるかと思ったのがきっかけです。
--テーマは最初には設けていなかった?
一青 なかったです。
--書き進めるうちに、または書き上がった後にテーマは見えましたか?
一青 これはスタートにすぎなくて、これから書いていくうちに見えていくのだと思います。私の実感として、音楽のプロモーションをしていたときに、「ハナミズキ」のことで、それを書いたきっかけとなった9.11について何回話しても、「へー」って驚かれたんです(笑)。「これ、300回ぐらい言ってます!」って思ったんですけど、知らないひとがいる限り伝えることが大切なんだろうと思いました。
--ご自分の体験が届かないことがもどかしい?
一青 「ハナミズキ」が好きなひとの幸せを願う歌であると思っていただいてもいいんです。それが9.11じゃなきゃいけないというのではなくて、意図したことがあるので、背景を知っていただいた方が歌の世界観は広がっていくと思うんです。
--これまでの曲の背景をもう一度振り返って、ご自分のなかに新たな発見はありました?
一青 なぞっているんだな、と思いました。昔から考えていることと骨子は変わっていなくて、いま拾っている言葉も書いている言葉も自分が大切だと思うことは昔考えていたこととリンクしているし、書けば書くほど自分が見えてきて、自分にフォーカスを置くと、普遍的な言葉が生まれるっていう実感がありました。私だけの思い出を書くことが、普遍的なことにつながっていくというのは、歌でも感じていたことですね。
昔は自分がひとからどう見られるかということを気にしていたんですよ。いろいろな目線でプロデューサーのように自分を見ていましたね。そうやって「一青窈」を作りながら、「ハナミズキ」だけの一青窈じゃないんですけど、というところまで行ったときに、自分が一青窈から抜けたくなっちゃって、「あれ、もっと私、違うところで昔は素直に詩書いてた」って思ったんです。痛い、つらい、うれしいことを思った通りに書くことで浄化されたり、誰かに共感してもらって気持ちが流れたり。
「ハナミズキ」の歌詞の背景にあることをMCで説明したときに、「なるほど、9.11からもうひとつ先の幸せを考えようとしたんだ!」とお客さんが思ってくれて、ひとつになった気がしたことがあるんですね。それは、音楽の作用とは別のことかもしれないけど、言葉で説明することでひとが心ふるわせたりできるのはすごくいいなと思いました。それに私の歌を知らないひとにも一青窈という人間が言葉をこれだけ好きで書いているということを知ってもらえたらいいなと思いました。それから、書いていてあらためて日本語が美しいことに気づきました。
--美しいというのは、響きですか、字面ですか、意味ですか?
一青 日本語を書いたり読んだりしていると、記号的に楽しむというのは別に「ああ私はアジア人なんだ」ということをすごく感じます。象形文字からこうなっているんだとか、語源を調べて「なるほどねー」ということがたくさんあります。特に中国語の繁体字なんて画数が多いから「どうなってるんだろう?」みたいな(笑)。私にとって言葉はいちいちおもしろいですね。

☆次回更新 5/28(水)予定☆
2009.05.11 更新
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2009.04.30 更新
5月2日発売です。(地域により若干の差があります)
2009.04.21 更新
人はいつか死ぬものだから
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2009.04.16 更新
直木賞作家・角田光代さんによる『くまとやまねこ』の書評をご紹介致します。
『くまとやまねこ』湯本香樹実・ぶん/酒井駒子・え

  書評 角田光代

「ある朝(あさ)、くまは ないていました。なかよしのことりが、しんでしまったのです。」
これがこの絵本の、冒頭の文章である。
ひらがなの多いやさしい文章から、この絵本が、いわゆる「大人向け絵本」ではなく、子どもに向けて書かれたものだということがわかる。子ども向けの絵本で、死からはじまる物語というのは非常に少ないのではなかろうか。しかも絵はモノトーン。そういう意味で、私はこの冒頭にかすかな衝撃を受けた。
くまは、友だちの亡骸(なきがら)を花とともに箱に入れ、たいせつに持ち歩いては、何が入っているのかと訊かれるたび、蓋を開けて見せる。ことりの亡骸を見せられた動物たちは、当然のように戸惑い、そして死のかなしみを乗り越えるように諭す。
身近な人の死、というものが、いかに個人的な体験であるのかを、読んでいるうちに思い知らされる。わたくしごとで恐縮だが、インコを飼っていて、三年前、二年前と立て続けに二羽が死んだ。そのかなしみの深さは、人の死によって受けるものとほとんど変わらない。その静けさ、火が消えたような心許なさ、心に突如穿たれた空洞の深さ、対象がなんであれ、失うということはそうしたものを引き受けざるを得ないということだ。
酒井駒子さんの、静かで美しい絵は、読み手の私を絵本のなかにひっぱりこむ。背を丸め花を箱に入れるくまに、私は自分を重ねる。絵本のなかでひっそりと横たわったことりに、私は今までに失ってきた人や生き物を重ねる。くまがことりの死をだれとも共有できず、家に閉じこもり鍵を掛けてしまうとき、私は今まで自分が出合わざるを得なかった死が、私だけの荷であることを知る。この荷はだれも肩代わりしてくれない。重みを分かち合ってくれることもない。くまが、暗い部屋に閉じこもり、鍵を掛けてしまったように。
それでもある日、くまは、天気に誘われるように外に出る。そうしてやまねこと出会う。やまねこの弾くバイオリンの音に、くまはことりと過ごした日々をゆっくりと思い出す。モノクロだった絵に、まるで陽が射しこむように色が入る。オールカラーにしないところが酒井駒子という絵本作家の凄さだ。使うのはただ一色。死が背負わせた荷の重さは変わらない。けれどくまは、音楽に包まれてはじめて、その荷こそが、自分とことりがともに過ごしたことの証明であると知る。
湯本香樹実さんという作家は、これまでにも、小説のなかで死を扱ってきた。単なる小道具や記号としての死ではない、私たちが現実に味わう、未知でありながら確実にそこに在るものとして描いてきた。美化もしないし、忌むこともしない。取り去ることもしないし、生へのステップにもしない。そうして、子ども向けの絵本でも、ごまかしたりきれいごとに包んだりせずに、絵本が持たされている常識を静かにうち破って、避けがたく生々しい、しかし意味のある死というものを描いたのだと私は思う。どうしようもなく他者の死というものを含んでいる、私たちの生について描いたのだと思う。
この絵本を開いた子どもは、もしかしたら何か大切なものを失うということをまだ知らないかもしれない。けれど成長していく段階で、だれか、何か、近しい存在のものを失うとき、きっと思い出すのではないだろうか。かつて美しい絵本のなかで聴いたバイオリンの調べを、光の舞い落ちるようなくまの回想を。
そして、この絵本を開いた大人は、失うということを体験していればいるだけ、ちょっと自分でもあきれるくらいに泣き、そしてゆっくりと、その喪失が自分にとって意味するところを思うのではないか。ちっとも慣れることのできない荷の重さが、かつて自分が作り上げたいとしい関係性の重さと等しいことを、知るのではないか。

(『文藝 2008年 夏季号』より)

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『くまとやまねこ』の感想を募集しております。また、発売記念プレゼントキャンペーンも実施中です。
詳細は、コチラのページをご覧下さい。
2009.04.07 更新
4月7日発売です。(地域により若干の差があります)
2009.04.02 更新
天津 木村のエロ詩吟、公開中!
2009.03.19 更新
働くネコの可笑しくせつない物語としてネット、ケータイで話題沸騰中の「すぽんじニャーコ」単行本化を記念して、ケータイサイト「デコデコメール」の中 に特設ページができました!
←こちらのQRコードからごらんください。


現在コロムビアミュージックエンタテインメントより発売中のたむらぱんのシングルCD「ちゃりんこ/ちょうどいいとこにいたい」にショートアニメーショ ン「すぽんじニャーコ」のテーマソング「イエローパワー」が収録されています。また単行本化記念のスペシャルアニメーションも、著者の長谷川ユキさんよ りいただきました!
併せてお楽しみください。
2009.03.05 更新
3月6日発売です。(地域により若干の差があります)
2009.02.18 更新
 
2009.02.05 更新
2月6日発売(地域により若干の差があります)
『大洪水』(ル・クレジオ 望月芳郎訳)は
2月18日発売予定です。
2009.02.04 更新
「特撮の神様」レイ・ハリーハウゼンのすべてが詰まったコンプリートブック『レイ・ハリーハウゼン大全』刊行記念インタビュー!

山崎貴監督

 レイ・ハリーハウゼンは、僕に「センス・オブ・ワンダー」というものの存在を教えてくれた人のひとりです。子どもの頃は大好きでした。夜中によくテレビでやっていたんです。新聞のテレビ覧の下の方に「シンドバッド」とか書いてあると、「やばい、今日はシンドバッドだ!」と目覚ましをセットして、親を起こさないようにイヤホンを付けてこっそり観ていました。深夜テレビは禁じられていましたから、それも含めてすごくわくわくしていましたね。全体の印象というよりはシーンで覚えています。「青銅の人(タロス)が止まっちゃう」とか「異様にたくさんの骸骨と戦う」とか「竜の頭がいっぱい」とか(笑)。当時は「センス・オブ・ワンダー」なんて言葉は知らないけども、こんな世界があるのか! という気分を知りました。CGでクリーチャーを作れるようになる前は、「人形アニメーション」か「着ぐるみ」という表現方法しかなかったわけだけど、コマ撮りして背景合わせて……みたいな手練手管をろうして「せせこましく」作ってある方が性格的に好きだったし、いまの自分にも近いです。
 あの頃から世の中の技術は進化しているけど、いまあの感じを出そうとするとなかなか大変だと思うんです。タロスやカーリーのあの無表情でかくかくした気持ち悪い動きなんかは、本当にそこにいるみたいで生々しくて変な説得力がありました。人類が触れちゃいけないような、ある種見せ物小屋的な怪しいタブーの匂いと、禁書的な何かに触れる何かがある。いまはミニチュアを使ったりしても、全部が「CGだろ?」ってすぐに言われちゃうけど、あの頃は誰もやり方知らないし、観る方もだまされて楽しかったと思います。CGばかりだと、ひとコマひとコマに注ぎこまれる情熱の量はどうしても減っちゃうと思うんです、機械が作るわけだから。人の胸に迫る力っていうのは、やっぱり手作業の方が持ってる気がする。制約があるなかでなんとか知恵を絞って、色々とデフォルメして工夫してお客さんに何かを伝えようとする、そのとんちの量が映画を底上げするんです。僕らはよく「怨念が込められてる」という言い方をしますが、そこに怨念が込められてるかないかで、それぞれのシーンのパワーが決まるんですよね。作り手が「うわー、生きてるみたいで、面白い!」って言いながら工夫しながらやってる方が絶対強いんですよ。コマ撮りアニメって地道で大変な手作業で、ひとつ動かし間違えたら失敗しちゃうし、フィルム現像するまでわからないしやり直しがきかない。そういう意味で、ハリーハウゼンがやっていたのは神聖な作業ですから、それが神話の世界っていうテーマと完璧にマッチしたんじゃないかと思います。機械まかせじゃなくて命を宿らせるというところに、苦労してるだけのものが感じられるんです。
『タイタンの戦いが』がリメイクされる話ってありましたよね? やるなら絶対『アルゴ探検隊』ですよ! いまでも使えるネタの宝庫なんだから。オリジナルにはわりと善良な人たちしか出てないから強烈なジャック・スパロウ的なキャラクターを入れて、いまの作劇方法で作り直せば『パイレーツ・オブ・カリビアン』がもっととんでもないことになったような映画ができますよ。僕も、クリーチャーがいっぱい出てくる映画はいつか作ってみたいですね。人はついつい最先端のものばかり追い求めちゃうけども、こういう「始祖」といってもいいくらいの作品や人をもう一回見つめ直すのは勉強になると思います。やっぱり最初にやった人はすごいですからね。正座して観よう! と。この本が売れるか売れないかは別として(笑)、学ぶところは大きいです。

山崎貴(やまざき・たかし)
映画監督・VFXディレクター。特撮スタジオ・白組に所属し、CMや映画の視覚効果を多数手がけ、2000年には『ジュブナイル』で監督デビュー。高度な特撮技術を武器に世界観を築き、2005年『ALWAYS三丁目の夕日』では日本アカデミー賞監督賞を受賞。最新作は、『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』を原案とした、『BALLAD 名もなき恋のうた』。「時代劇の様式のなかの戦国時代」ではなく、リアルな戦国時代を完璧に再現したなかで、切ないラブストーリーが展開する。

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樋口真嗣監督

 知識だけは備えていたからそれがどこかの大人の作ったものだってことはわかっていたけど、土曜日の夕方や夜中のテレビ映画劇場で流れていたシンドバッドの映画に登場する伝説上の怪物や巨大な生き物たちは、そんな生意気盛りだった小学生の鼻っ柱を思いっきりへし折ったのです。
 驚くべきことに、あの一つ目の鬼の特徴的な体型は絶対にヒトが入れないはずなのに、生き生きと動き回っているし、その場所にいるはずは無い骸骨兵士は登場人物と同一画面で剣をぶつけ合ったり仕掛けた罠で綱引きをしているではありませんか。その映像のすべてにひたすら驚きました。脳幹から揺さぶられるような衝撃でした。
 それまで眼にした日本産の『異形の者』たちに較べて余りにもリアルに見えたのですが、ただリアルであるだけならここまで深く刻み込まれることは無かったはずです。
 人形アニメーションという、本来自律して動く事の出来ない造形物をひとコマずつ動かして撮影することで、人が喋っていたり、車が走っていたりという現実での視覚体験とは次元の違う、映画の中でしか体験することが出来ない超現実が脳内で結像されるのです。
 もちろん、ただ動いていればいい訳ではありません。その動きの説得力と意外性のバランス、忠実に再現するための観察力と感情を挙動の中に表現する演技力によって命を宿していたのです。
 それに加えて俳優の演技を撮影したフィルムを人形の背景に映写することで可能になった精密なライティングの調整や複雑なマスクワークで、表現の可能性を拡げ、多彩な演出をもたらすのです。
 興味が膨らみ、調べていくと実は他にもあの怪物たちの兄弟がいっぱいいた事がわかります。リドザウルス、金星竜イーマ。ジョー・ヤングやタロス。どれもみな魅力的です。技法を知ってなお驚くような面倒なことばかりをアプローチしていたのです。そして、更に驚くべきことを知ることになります。
 命を吹き込んでいたのがたった一人の人間だったのです。
 レイ・ハリーハウゼン。
 その頃になれば分別もつくような年齢になってきたので、才能ある個人の存在に圧倒され、同時に自分なんかひとりじゃ絶対に出来ないという絶望も味わいます。だったら他のアプローチをすればいいではないか……時を同じくして台頭してきた技術がCGに代表されるデジタル処理でした。
 異口同音で幾度となく言われ続けている事ではありますが、心動かされる映像はデジタルでは獲得できないのでしょうか?
 ならば心動かされる映像が如何にして生まれてきたのか、その源泉に触れる機会がこうやって訪れることは自分にとっても願ってもないことです。あの何もない時代にゼロから作り上げてきた想像を絶する試行錯誤と、それを乗り越えてきた忍耐と斬新な発想が、何でも出来る時代になった今、失ってしまった大切なことがこの本には詰まっているのです。
 自分や自分と同世代の、あの子供の頃にテレビの前でビビりながらも胸躍らせていた人たちはもちろんのこと、これから映像の世界を目指す人たちには絶対読んで欲しい本だと思います。
 ★本書で一番の驚きは「アルゴ探検隊」に登場する海神がただの人間を使って撮影していたことです。当然といえば当然なんですが、もしかしたら彼も人形なのではないかとずっと疑っていたのです。映画の中では何だかそう見えるのです……。

樋口真嗣(ひぐち・しんじ)
映画監督・特技監督。1984年『ゴジラ』の怪獣造形に関わり、その後ガイナックスに参加、絵コンテ、演出などで多数のアニメーションや実写作品に携わる。1995年特技監督を務めた『ガメラ 大怪獣空中決戦』の演出で絶賛を博し、日本アカデミー賞特別賞を受賞。その後監督デビューを果たし、作品に『ローレライ』(05)『日本沈没』(06)『隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS』(08)などがある。
2009.01.25 更新
ミステリ、ファンタジー、ホラー、現代文学のジャンルを超えて、「すこし不思議な物語」の名作を集めたアンソロジー・シリーズ
松尾たいこさんの装画も美しい「奇想コレクション」シリーズを集めました!
2009.01.21 更新
兄と妹との禁断の恋の行方は? 伝説の美少女アニメ「くりいむレモン」シリーズノベライズ版、衝撃の復活!
購入者限定!亜美ちゃんのオリジナル待受画像(携帯専用)プレゼントキャンペーン!
第1巻(2月発売)と第2巻(5月中旬発売予定)のオビの折り返しに付いている、2巻分のIDナンバー(スクラッチを削ると出てきます)をキャンペーンサイトで入力し、簡単なアンケートにお答え下さい。ご応募頂いた方全員に、もれなく亜美ちゃんのオリジナル待受画像(書き下ろしイラスト)をプレゼント致します!
※実際のご応募は、第2巻の発売後(5月中旬以降)となりますのでご了承下さいませ。
※応募締切:2008年8月末日

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2009.01.08 更新
1月7日発売
(地域により若干の差があります)
2008.11.27 更新
携帯サイトにアクセスして、プレゼントをゲットしよう!
終了致しました
携帯サイトにアクセスして、クイズに答えると、プレゼントに応募できます。
抽選でレイナ憧れのピアスを1名様に、著者のサイン入り本を10名様にプレゼントするほか、オリジナルアイテムのプレゼントもあります。
応募フォームのメルマガに登録すると、後日主人公のレイナからメッセージが届きます。

締切2009年1月末日 終了致しました
2008.11.20 更新
長野まゆみ デビュー20周年特集
『改造版 少年アリス』特設ページ http://www.kawade.co.jp/shonen-alice//
2008.11.20 更新
長野まゆみ デビュー20周年特集

『改造版 少年アリス』特設ページ http://www.kawade.co.jp/shonen-alice//
2008.11.11 更新
河出文庫の11月の新刊です
2008.11.11 更新
2008年10月発行 河出文庫の新刊のご案内です。
2008.11.08 更新
ディズニープリンセスのムック一覧です。
2008.10.01 更新
毎年恒例、河出文庫グランドフェア2008、全国書店にて開催中!
終了致しました
河出文庫グランドフェア2008の対象作品のご紹介です。

読者プレゼント
特製図書カードが当たります。
左のQRコードまたは下記アドレスから特設携帯サイトにアクセスし、
必要事項を入力して下さい。特製図書カード(1000円券)が抽選で100名様に当たります。
アドレス:http://kawade-m.jp/gf2008/
応募締切:2008年11月30日(日) 終了致しました

*ハガキ等での応募はできません。
*当選発表は商品の発送をもって代えさせて頂きます。
*ご応募頂いた皆様の個人情報は、本企画以外の目的に使用することはありません。
2008.08.26 更新
没後10年。今なお人気の高い須賀敦子の全集、著作、関連書。
1929-98年。兵庫県生まれ。聖心女子大学卒業。上智大学比較文化学部教授。1991年、『ミラノ 霧の風景』で女流文学賞、講談社エッセイ賞受賞。著書に『コルシア書店の仲間たち』『ヴェネツィアの宿』『トリエステの坂道』『須賀敦子全集』(全8巻・別巻1)など。訳書にN・ギンズブルグ『ある家族の会話』、A・タブッキ『インド夜想曲』など。
2007.09.28 更新
珠玉のSF伝奇ロマン
2007.09.28 更新
ヘタな人生論より参考になる
2007.05.18 更新
「大人の塗り絵」シリーズのすべての商品をご紹介します!
通常の「大人の塗り絵」や、「ポストカードブック」、「画材付きセット」などなど。
2007.05.17 更新
大好評「大人の塗り絵」がポストカードになりました!
塗り絵のポストカードと美しい原画のポストカードを各16枚、計32枚収録!
2007.05.17 更新
画材がついた、大人気のセット!
贈りものにも最適! クーピー、水彩色鉛筆、高級色鉛筆付きのセット……
初心者でも大丈夫。すぐに塗り絵が始められます。
2007.05.17 更新
テレビなどでも話題!脳の活性化にも効果的!
なめらかな線画で塗りやすい、大好評の『大人の塗り絵』シリーズ! 通常シリーズの既刊一覧を紹介。
2006.09.20 更新
毎年恒例、河出文庫グランドフェア2006、全国書店にて開催中!
河出文庫グランドフェア2006の対象の日本の作品のご紹介です。
2006.09.20 更新
毎年恒例、河出文庫グランドフェア2006、全国書店にて開催中!
河出文庫グランドフェア2006の対象の外国作品のご紹介です。
2006.04.10 更新
カリスマ的な人気を誇る映画監督ティム・バートンの関連書籍!!
世界中で愛されている映画「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」や「コープス・ブライド」のメイキングブックや、ティム・バートンによる大人のための絵本など!
2005.12.21 更新
初心者でもわかりやすく! 作ってみたい作品が必ずみつかる!
お裁縫初心者でも簡単に作れる!!と、
今大人気の渡部サトさんのかわいい本を集めました。
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