河出書房新社
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2015.02.02更新
2月6日発売です。 ※地域により発売日に差が生じることがあります。
文庫・新書
想像ラジオ
いとう せいこう 著
深夜二時四十六分「想像」という電波を使ってラジオのOAを始めたDJアーク。その理由は……。東日本大震災を背景に生者と死者の新たな関係を描きベストセラーとなった著者代表作。野間文芸新人賞受賞。
定価495円(本体450円)
○在庫あり
福島第一原発収束作業日記 3・11からの700日間
ハッピー 著
原発事故は終わらない。東日本大震災が起きた二〇一一年三月一一日からほぼ毎日ツイッター上で綴られた、福島第一原発の事故収束作業にあたる現役現場作業員の貴重な「生」の手記。
定価913円(本体830円)
×品切・重版未定
銀の船と青い海
萩尾 望都 著
萩尾望都が奏でる麗しい童話二十七編。一九七〇~八〇年代の貴重なカラーイラストを八十ページにわたり五十点掲載。七〇年代に執筆した幻の二作品「少女ろまん」「さなぎ」も初収録。
藩と日本人 現代に生きる〈お国柄〉
武光 誠 著
加賀、薩摩、津軽や岡山、庄内などの例から、大小さまざまな藩による支配がどのようにして〈お国柄〉を生むことになったのか、藩単位の多様な文化のルーツを歴史の流れの中で考察する。
定価748円(本体680円)
時代劇は死なず! 完全版 京都太秦の「職人」たち
春日 太一 著
太秦の職人たちの技術と熱意、果敢な挑戦が「新選組血風録」「木枯し紋次郎」「座頭市」「必殺」ら数々の傑作を生んだ――多くの証言と秘話で綴る白熱の時代劇史。春日太一デビュー作、大幅増補・完全版。
定価814円(本体740円)
おなかがすく話
小林 カツ代 著
著者が若き日に綴った、レシピ研究、買物癖、外食とのつきあい方、移り変わる食材との対話──。食への好奇心がみずみずしくきらめく、抱腹絶倒のエッセイ四十九篇に、後日談とレシピをあらたに収録。
定価704円(本体640円)
仝(どう) selected lectures 2009-2014
佐々木 中 著
「アナレクタ・シリーズ」の四冊から筆者が単独で行った講演のみ再編集文庫化し、新たに二〇一四年秋に行われた講演「失敗せる革命よ知と熱狂を撒け」を付した、文字通りのヴェリー・ベスト。
定価990円(本体900円)
中世音楽の精神史 グレゴリオ聖歌からルネサンス音楽へ
金澤 正剛 著
祈りの表現から誕生・発展したポリフォニー音楽、聖歌伝播のために進められた理論構築と音楽教育、楽譜の創造……キリスト教と密接に結び付きながら発展してきた中世音楽の謎に迫る。
定価1,210円(本体1,100円)