河出書房新社
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2014.10.29更新
11月6日発売です。 ※地域により発売日に差が生じることがあります。
文庫・新書
屍者の帝国
伊藤 計劃/円城 塔 著
屍者化の技術が全世界に拡散した一九世紀末、英国秘密諜報員ジョン・H・ワトソンの冒険がいま始まる。天才・伊藤計劃の未完の絶筆を盟友・円城塔が完成させた超話題作。日本SF大賞特別賞、星雲賞受賞。
定価858円(本体780円)
○在庫あり
異性
角田 光代/穂村 弘 著
好きだから許せる? 好きだけど許せない!? 男と女は互いにひかれあいながら、どうしてわかりあえないのか。カクちゃん&ほむほむが、男と女についてとことん考えた、話題の恋愛考察エッセイ。
定価583円(本体530円)
久坂玄瑞の妻
田郷 虎雄 著
二〇一五年のNHK大河ドラマの主人公・文を描いた唯一の小説。松陰の妹として生まれ、玄瑞に嫁した、幕末維新の長州に咲いた可憐な一輪の花の生涯。
定価726円(本体660円)
×品切・重版未定
私、丼ものの味方です
村松 友視 著
天丼、牛丼、親子丼、ウナ丼……。庶民の味方「丼もの」的世界へようこそ! 行儀や窮屈とは程遠い自由な食の領域から極上の気分が味わえる。ユーモラスな蘊蓄で綴るとっておきの食べ物エッセイ六十八篇!
定価704円(本体640円)
安全な妄想
長嶋 有 著
これが真に「正しい」ふるまいだと僕は思う――お歳暮をめぐる出版社との闘争の記録から大作家と演じた〈教養〉のつばぜり合いまで。加速する妄想が、笑いと共感の渦へと巻き込む傑作エッセイ集。
定価748円(本体680円)
△2週間~
隠された神々 古代信仰と陰陽五行
吉野 裕子 著
古代、太陽の運行に基き神を東西軸においた日本の信仰。だが白鳳期、星の信仰である中国の陰陽五行の影響により、日本の神々は突如、南北軸へ移行する……吉野民俗学の最良の入門書。
定価935円(本体850円)
眠りなき狙撃者
ジャン=パトリック・マンシェット 著 中条 省平 訳
引退を決意した殺し屋に襲いかかる組織の罠、そしてかつての敵――「一行たりとも読み飛ばせない」ほどのストイックなまでに簡潔な文体による、静かなる感情の崩壊速度。マンシェットの最高傑作。
定価770円(本体700円)
ドキュマン
ジョルジュ・バタイユ 著 江澤 健一郎 訳
バタイユが主宰した異様な雑誌「ドキュマン」掲載のテクストを集成、バタイユの可能性を凝縮した書『ドキュマン』を気鋭が四十年ぶりに新訳。差異と分裂、不定形の思想家としての新たなバタイユが蘇る。
定価1,320円(本体1,200円)