読者の声

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灯をともす言葉

今こそ生きる「暮し」の哲学

単行本

ヒヲトモスコトバ

灯をともす言葉

花森 安治

定価1,430円(本体1,300円)

この本に寄せられた“ 読者の声 ”です。

★2016.09.08   花森さんの、人となりが溢れた言葉。その思うところが、次々と詩となっている。まっすぐに生きる者が繰り出す言葉には、こんなにも美しくなるんだという事、感銘しました。
美しい詩といえば、上田敏の「落葉」秋の日の ギオロンの・・・は最高です。また、宮沢賢治の「春と修羅」・・おれはひとりの修羅なのだ・・・、高村光太郎「最低に最高の道」もう止さう。ちひさな利欲とちひさな不平と・・・etc.好きな詩です。
花森さんの随筆のようで、詩のような言葉。その中に息づく”生きる”、”暮らし”という哲学が、美を感じざせてくれるのでしょうか。

愛知県 村田 茂 さん 60歳 男性