読者の声
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この本に寄せられた“ 読者の声 ”です。
★2018.11.22
私はテレビメディアの端くれに座する
ディレクターです。
学生時代から、御社の出版物に畏敬の念を抱き、
親しんできました。
最新刊「オウムと処刑」、
編集部の正義と倫理が貫かれた、
瞠目に値する一冊でした。
ニュース報道畑に身を置いてはおりませんが、
それでも、13人の処刑に関する、
テレビ報道を深く深く恥じ、責任を感じます。
13人の処刑は、教団の異様な犯罪と同じく、
異様な政権による、狂気の沙汰でした。
私は、自分の暗澹たる思いを直視せずに、
日々の仕事をこなし、
今年も暮れようとしていました。
なぜ、テレビメディアは、
13人処刑という暴挙を批判できないのか?
「オウムと処刑」を通じて、
改めて、課題を突きつけられた想いです。
東京都 novalis55 さん 48歳 女性