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STORY

想えば想うほど、遠ざかる2人の距離―

僕はロボットごしの君に恋をする

2060年、三度目のオリンピック開催が迫る東京で、
人型ロボットを使った国家的極秘プロジェクトが進んでいた。
プロジェクトメンバーの健は、幼なじみで同僚の陽一郎、
そして彼の妹の咲に助けられながら奮闘する。
ところが、咲の勤務先にテロ予告が届き事態は急変した。
目的を達するために、はてしなく暴走する研究者の狂気。
はたして健は、テロを防ぎ、想いを寄せる咲を守れるのか?
そしてラストに待ち受ける衝動と、涙の結末は?
男の打った最後の一手が、開けてはいけない扉を開ける!

作者

山田悠介

1981年生まれ。2001年デビュー作『リアル鬼ごっこ』がミリオンセラーになると、その後『親指さがし』『パズル』などのヒット作を立て続けに発表。十代を中心に圧倒的な支持を得る。園子温監督「リアル鬼ごっこ」など映像化作品も多数。著書に100万部突破の感動作『その時までサヨナラ』『スイッチを押すとき』などがある。

「書き下ろした小説がプロフェッショナルな皆さんの手で、刊行前にアニメPVになると聞いてワクワクが止まりません! 小説、アニメ、音楽の枠を超えて、楽しんでいただけたら嬉しいです。」

STAFF

ジャンルを超えた総合エンターテインメント!“僕ロボ”プロジェクトに集結した最高のクリエイターたち

アニメーション

A-1 Pictures

『四月は君の嘘』『ソードアート・オンライン』

「学生時代に拝読させて頂いていた山田悠介氏の最新作「僕ロボ」のプロジェクトに、アニメーション制作で参加させて頂く事になりました。様々な方々のお力を借り、アニメという観点から作品の素晴らしさをお伝えできれば幸いです。」
──アニメーションプロデューサー 福島祐一

キャラクターデザイン・カバーイラスト

loundraw

『君の膵臓をたべたい』『君は月夜に光り輝く』

「本を拝読してインスパイアされた部分を素直にキャラクターデザインに起こしました。本とアニメと音楽が最初から同時存在するというのはとても新しいことだと思います。僕自身、どういったゴールが待っているのか今から楽しみです。」

テーマソング

THE SxPLAY(菅原紗由理)

「君がいるから」(FINAL FANTASY XIII 主題歌)

「出版業界初のプロモーションアニメという試みに、“僕ロボ”プロジェクトの一員として参加できて、本当に光栄です! もう、ワクワクが止まりません。クスッとなって、切なくなって、胸が熱くなる、山田悠介さんの『僕ロボ』に導かれて生まれたこの楽曲が、皆さんにどう届くのかとっても楽しみです。書籍、アニメ、イラスト、音楽、いろんなジャンルを通して、山田悠介ワールドを楽しんで欲しいです!」

ロゴ・ブックデザイン

BALCOLONY.

『魔法少女まどか☆マギカ』『活撃 刀剣乱舞』

「プロモーションアニメという『もうひとつの装丁』によって、装丁という仕事は新たなフィールドを手にできるのではないかと思います。そんなパラダイムシフトに立ち会えたことを光栄に思います!」

CAST

“僕ロボ”アニメPVを彩る豪華声優陣

  • 花澤香菜

    天野咲 役

    子役として活動を開始し2004年『LAST EXILE』で声優デビュー、『ゼーガペイン』でヒロイン役として注目され数々アニメーション作品に出演しており、2012年に『星空ディスティーション』でアーティストデビューを果たしていて現在11枚のシングルと4枚のアルバムを発表している。

    主な出演作品
    TVアニメ『シュタインズゲート』
    椎名まゆり 役
    TVアニメ『化物語』
    千石撫子 役
    劇場アニメ『夜は短し歩けよ乙女』
    黒髪の乙女 役
  • 入野自由

    大沢健 役

    劇場アニメ「千と千尋の神隠し」ハク役で脚光を浴び、以降、数々のアニメ作品で主人公に抜擢される。近年では舞台にも多数出演、また、歌手としてライブ活動も行うなど、多岐にわたり活躍している。

    主な出演作品
    劇場アニメ「聲の形」
    石田将也 役
    TVアニメ「おそ松さん」
    トド松 役
    舞台「屋根の上のヴァイオリン弾き」
    モーテル 役
  • 木内秀信

    天野陽一郎 役

    アニメ「テニスの王子様」忍足侑士役で人気を博し、以降、多数のアニメ作品に出演。これまでにアニメ作品以外にも、ラジオ、吹き替え、舞台と活動の場を広げ、活躍を続けている。

    主な出演作品
    「MONSTER」
    天馬賢三 役
    「DARKER THAN BLACK -黒の契約者-」
    黒〈ヘイ〉 役
    「テラフォーマーズ」
    小町小吉 役

CHARACTER

loundrawが描く“僕ロボ”の登場人物たち

  • 大沢健

    大沢健(おおさわ・たける)

    本作の主人公。小柄で内気な28歳。AIロボット技術研究所に勤め、遠隔操作型のロボットを使って治安維持を行う操作官。幼いころから咲のことを想い続けている。

  • 天野咲

    天野咲(あまの・さき)

    健の幼馴染で陽一郎の妹、23歳。スポーツメーカー・アテナ社で営業を行う。いつも朗らかな頑張り屋。“翼”を名乗る四号に惹かれ始めるのだが……

  • 天野陽一郎

    天野陽一郎(あまの・よういちろう)

    健の同級生で咲の兄、28歳。健と同じ研究所に勤めるエリート研究員。何事にも健の正反対であり、幼いころから健を守ってきた頼れる存在。

  • 四号

    治安維持のために、健が操作する人型ロボット。180センチを越えたスポーツマンタイプ。その爽やかな風貌から、咲はロボットと知らずに少しずつ惹かれていく。

  • 辻秋成(つじ・あきなり)

    AIロボット技術研究所の課長で健の上司。部下を踏み台にして出世しようとする野心家。

  • 里見高徳(さとみ・たかのり)

    AIロボット技術研究所の所長。日本のAI技術をリードし、次期ノーベル賞候補と噂される天才科学者。

  • 武見結花(たけみ・ゆか)

    咲が大学時代に所属していた陸上部の仲間。2060年東京オリンピックのマラソン女子日本代表で金メダル候補。咲の会社とスポンサー契約をしており、咲がサポートするのだが……

COMMENT

横山由依さん(AKB48)大絶賛!

読み始めると続きが気になり、
気づいたらあっという間に衝撃のラストでした。
愛する人の秘密を知ってしまったとき、自分ならどうするのだろう。
一途な想いは、たとえ言葉にできなかったとしても美しいなと思いました!

全国の書店員から反響続々!!

おっとそうきましたか…。ラストに明かされる秘密に驚愕!!
ロボットを介して伝えられる思い。言葉にできなくてもそれはまぎれもなく、彼の心(愛する気持ち)なんだと思う。
真実を知ってなお、守ろうとする行動に、本当の愛を感じました。

(戸田書店・今井順子様)

一途な恋が本物の愛に変わる瞬間。そこに人間とロボットの垣根はない。ラストに驚愕そして感動必須の大作です。いつまでも僕はこの愛を“忘れません”。

(TSUTAYA AZ平井店・河田一樹様)

本作の書名をはじめて見た時、なんてせつないタイトルの作品なのだろうと思った。けれど、いざ物語を読み進めると、せつないどころの話じゃない。想えば想う程に遠ざかっていく二人の距離は、あまりに残酷で無慈悲だ。けれど、読後に溢れる充足した爽快感は、他に類を見ない程に突き抜けている。

(文教堂書店青戸店・青柳将人様)

小さな違和感が積み重なって驚愕のラストへ。
えー!! 嘘だー!! 切なさや愛しさがギュっとつまった感動の物語。
この山田悠介は新しい!!

(大垣書店イオンモールKYOTO店・辻香月様)

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山田悠介さんの新作、待ちに待っていました。近未来を想像させ、本当にこんな未来もあるんだろうな…と思いながら読める世界観がとても好きです。タイトルを頭に浮かべながら読み進めていたのですが、ラストには「まさか!」という結末が待っており、最後まで本当に楽しむことができました。また新しい境地の山田悠介さんを見ることができました。ぜひ多くの人に読んでほしいです。

(島根大学生協松江ショップ・堀江梨里様)

悲恋だとわかっていつつのそれを上回る大ドンデン返しに驚愕!!

(丸善有明ワンザ店・大橋智子様)

ロボットの姿を借りて、ずっと片思いしている子に声をかけ、立場を利用してストーカーまがいのことまでしていて、なんてイタイ話なのかと思いきや、驚きの純愛、しかもサスペンス。人間のエゴが生む未来を垣間見てしまったようで、少し恐ろしいラストでした。

(文信堂書店長岡店・實山美穂様)

「身体なんかどうなってもいい」という感情は人間には理解できないのに、誰かを強く想う気持ちは一緒でした!

(ジュンク堂書店藤沢店・鈴木かがり様)

心を持ち、愛情を知ったAIと、人間の違いってもはや何なのだろう?
まさかの切なすぎる結末に打ちのめされました。

(喜久屋書店仙台店・甲田香奈子様)

しばらく山田悠介さんの本を読んでいなかったんですが、イメージが全く違いました。これからそうなっていくかもしれないと思わせるような未来、そして結末の驚きとやりきれなさ、それでも未来に少し明るい希望が残っていたので読み終わってあたたかい気持ちになりました。

(ジュンク堂書店郡山店・郡司めぐみ様)

山田氏の本は実を申せば売る一方でこれまで読んだことがなかったので「これまでのイメージ」もなく「まったく新しい魅力」もいかんせん比較ができないので今ひとつピンときませんが、安定した読みやすさで、どんでん返しも収拾の仕方もきれいで読んで損はなかったと思います。

(宮脇書店高知大丸店・中山佳恵様)