単行本 汝を子に迎えん 人を殺めし汝なれど
- 単行本 46 / 220ページ
- ISBN:978-4-309-01126-4 / Cコード:0095
- 発売日:1997.04.10
- 定価:1,760円(本体1,600円)
- ×品切・重版未定
賞歴
- 全国学校図書館協議会選定図書
- 日本図書館協会選定図書
内容紹介
幸福に暮らす2家庭3人を惨殺してしまった犯人と、彼をまるごと受けとめて養母となり、更生を促す一女性の愛情あふれる姿をとらえ、事件の社会的及び家庭的背景と死刑制度への疑問を描く。
著者紹介
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読者の声
- ひぐひぐ さん/37歳 女性
- 今まで読んだ本の中で一番重い内容。同じ位なのは「夜と霧」かなと思うが、また違う。囚われる前は幸せだった人もいるはず。ずっと深く考えて来なかった事を細かく見せられ、1日では消化できない。皆生まれた時は無垢な命、愛情があれば心は育つ。愛が受けられず劣悪な環境で育った者の犯した罪は本人に責任があるのだろうか。裁判の詳細を見ると難しい事は何も無い、心の欠落、愛情の飢え。心の問題で起こっている事なのだ。聖書の一説に自分も癒され、笠井夫妻の生き方に感動した。読書でこんなに泣いた経験は初めてだった。
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