文藝
創刊1933年、文学の「いま」を伝える季刊文芸誌
最新刊の内容
特集「第63回文藝賞発表」、特集「演じる身体、なりきれない身体」ピンク地底人3号、赤坂真理、青柳いづみ他、対談/西川美和×土門蘭「戦争を描く私たち」、創作/福田節郎、しじまむらさき、才谷景
【特集 第63回文藝賞発表】
受賞作 唐川らい「いっしょに老衰しようね」
受賞作 山岡桜寿「つづけて生きてられません」
受賞の言葉 唐川らい・山岡桜寿
選評 小川哲・金原ひとみ・町屋良平・村田沙耶香
予選通過作発表
受賞記念対談 金原ひとみ×唐川らい「『君』に会うために、言葉をデコり尽くす」
受賞記念対談 町屋良平×山岡桜寿「細部に記憶が宿る、奇妙な日常と悟りの予感」
第64回文藝賞応募規定
【特別対談】土門蘭×西川美和「戦争を描く私たち」
【特集 演じる身体、なりきれない身体】
◎短篇
ピンク地底人3号「ひかるとあかり」
松田いりの「寿司男」
升味加耀「柔面皮」
◎鼎談
岡田利規×いとうせいこう×安田登「間を読む身体、役者という器」
◎論考
木下千花「『国宝』とホモソーシャリティ」
赤坂真理「生まれ、死に、よみがえる劇」
◎エッセイ
桜庭一樹「模倣から始まらない創作なんて本当にあるのかな?」
青柳いづみ「わたしの身体はだれのもの?」
蝉谷めぐ実「役名・小説家」
岡田彩夢「皮」
【創作】
福田節郎「私は寝落ちするまで」
しじまむらさき「ニュートリリオンホール内きっずみる」
才谷景「聖異物」
【新連載】
絲山秋子「階段から落ちてよかった」
【連載】
往復書簡 星野智幸×シン・ミナ「地球から半歩」【最終回】キム・ソキ、清水知佐子 訳
北村薫「日もすがら、夢みつつ……」【第3回】
円城塔「ホモ・ネクロ」【最終回】
いとうせいこう「難民移民モノローグ」【モノローグ7】
岸政彦「犬は人生」【第7回】
岸本佐知子「尻 on fire 日記」【第7回】
柳美里「JR常磐線夜ノ森駅」【第10回】
文芸季評 水上文「たったひとり、私だけの部屋で 幽霊と共に」2026年6月~2026年8月
山本貴光「文芸的事象クロニクル」2026年6月~2026年8月
【書評】
朝吹真理子『ゆめ』【評】宇佐見りん
水上文『たったひとり、私だけの部屋で』【評】プーヤン・フェイ(フーウェイ)
ミランダ・ジュライ 岸本佐知子訳『はいつくばって』【評】小泉綾子
パク・ワンソ 斎藤真理子訳『親切な福姫さん』【評】小林エリカ
著者一覧
次号予告・編集後記
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河出書房新社が主催する「文藝賞」は、1962年の創設以来、新人の登竜門として、たえず文学シーンに新しい才能を送り出して参りました。応募規定をご覧のうえ、積極的にご投稿ください。既成の枠にとらわれない、衝撃的な作品をお待ちしております。
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文藝のあゆみ
「文藝」は昭和8年に改造社で創刊された雑誌(初代編集長は上林暁氏)ですが、昭和19年に軍部の圧力その他によって解散することになったために、以後現在まで河出書房から刊行されている文芸雑誌です。
河出書房での初代編集長は野田宇太郎氏(現詩人・文芸評論家)で、三島由紀夫氏が事実上、文壇にデビューした「エスガイの狩」が掲載されたのは昭和20年5・6月合併号でした。
その後、昭和22年、杉森久英氏(現作家)が編集長を引きつぎ、当時、有力な新人作家として台頭してきた、“第一次戦後派”といわれる作家たち、野間宏、椎名麟三、梅崎春生、埴谷雄高、中村眞一郎氏らの活躍の舞台となり、のちにロータス賞・谷崎潤一郎賞を受賞した野間氏の大作「青年の環」、中村氏の五部作の一つである「愛神と死神と」という両氏の代表作となった長編小説の連載が開始されたのもこの頃です。また同じく中村光夫氏の代表作となった「風俗小説論」「谷崎潤一郎論」がこの時期に掲載されたことも忘れられないことです。










