単行本 村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』をどう読むか

村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』をどう読むか

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内容紹介

超話題の春樹の新作は名作なのか問題作なのか。そして何を問いかけるのか――強力なメンバーで謎めいたその世界へ挑む必読の一冊を緊急刊行。大森望×豊崎由美、加藤典洋、安藤礼二など。

目次・収録作品

■清水良典
「魔都」名古屋と、十六年の隔たりの意味 ——『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』をめぐって

■石原千秋
「今」を探す旅へ

■加藤典洋
一つの新しい徴候 ——村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』について

■大澤真幸
ソフィーは多崎つくるを選ぶだろうか?

■山崎まどか
ペットショップ・ボーイズとバリー・マニロウ

■五十嵐太郎
名古屋/鉄道駅/震災後

■阿部賢一
モーリス・ルイスの絵が語りかけるもの

■原武史
JR新宿駅9・10番線と首都高速道路3号線非常階段

■谷崎由依
巡りくる年

■大森望×豊崎由美
村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』メッタ斬り!

■高田里惠子
多崎利男がうらやましい

■安藤礼二
預言の暴力

■大和田俊之
モノクロでホモフォビックな世界

■藤田直哉
意味ありげで、意味のないものの、意味

■坂上秋成
単線の倫理 ——あるいは《象使い》を正しく書くための物語として

■岡崎武志
「上京者」としての多崎つくる

■伊藤剛
色彩を持たない名古屋の街と、彼らの忘却の土地

■上田麻由子
「灰田をめぐる冒険」のために ——ネオ群像劇『多崎つくる』へのまなざし

■今村純子
流れとよどみ

■栗原裕一郎
消失する多崎つくるの「嫉妬」

■速水健朗
「モヒート」と「レクサス」から考える高度資本主義社会

■大澤聡
電話小説の行方

■池田雄一
ベンサム、および村上春樹

■近代ナリコ
女神の役割

■大井浩一
二つの巡礼 ——『アンダーグラウンド』との近接について

■水越真紀
色彩を持たない”個人主義者”のための癒し

■小澤英実
足の裏、六本目の指 ——去勢不安として読む「多崎つくる」

■平野純
「喪失」と「救済」のリフレイン

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