単行本 父 吉田健一
- 単行本 46 / 144ページ
- ISBN:978-4-309-02250-5 / Cコード:0095
- 発売日:2013.12.20
- 定価:1,980円(本体1,800円)
- ×品切・重版未定
賞歴
- 全国学校図書館協議会選定図書
内容紹介
いまだに多くの読者をひきつける吉田健一。その愛娘が父をめぐってつづった文章を集成。あざやかな言葉によって刻まれた「最後の文人」の肖像。松浦寿輝推薦。
著者紹介
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読者の声
- 大塚在昌 さん/男性
- ひっそりとして目立たない湧水の如き文章である。ひっそりとして目立たないからたくさんの人は飲まないが、口に含むと、透明な澄み渡って舌の上でほころぶ旨味。名文、かくの如し。実は僕だけがわかると思い、名作発見の喜びを実感していたら、松浦寿輝氏ご推薦とあり、わかる人にはわかるのだろうが、一般的には目立たない。しかし、目立たない湧水に一度口をつけてみることを勧めたい。騒がしいものがもてはやされる昨今、名作かくの如しを一般に実感してほしい。そのお手本のような一冊である。
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