単行本 中野京子が語る 橋をめぐる物語
- 単行本 46 / 208ページ
- ISBN:978-4-309-02273-4 / Cコード:0095
- 発売日:2014.03.12
- 定価:1,760円(本体1,600円)
- ×品切・重版未定
賞歴
- 全国学校図書館協議会選定図書
内容紹介
橋は、2つの異なる世界を結ぶもの、ドラマが生まれる舞台である。本書では、史実の中の橋、空想の橋、絵の中の橋、怖い橋などさまざまな橋について、興味深いエピソードとともに紹介。
中野さんの書かれる文章を読むと、中毒症状のようなものが現れます。
心地よく流れるような文章、縦横無尽にエピソードからエピソードへと軽やかにうつるさま、思いがけない話の顛末……ページをめくる手がとまらずに、次から次へと物語を求めてしまいます。
「橋をめぐる物語」は、奇妙な橋、怖い橋、運命が変わる橋など不思議な物語も多く収録してあり、私たちをちょっぴり異次元の世界に誘う、橋渡しをしてくれます。
普段なにげなく渡る橋が違って見えたとき、暗渠になり名前だけが残っているなど橋の名残を見つけたと、どんな物語が秘められているのか気になりだしたら、あなたも中野さんに次いで「橋フェチ」の仲間入りです。ようこそ!
目次・収録作品
悪魔の橋/犬の飛び込み橋/行きどまりの断橋/暗殺者の橋/水面下の橋/ツイン・タワーに架けられた橋/アントワネットは渡れない/流刑囚の渡る橋/ロンドン橋、落ちた/若きゲーテの渡った橋/地獄も何のその/樵のろうろく橋/印象派が描いたポン・ヌフ/美妃の橋/エッシャーの世界のような/小役人の幽霊/ペルシャ王の舟橋/透明な橋/味噌買い橋/三島由紀夫の『橋づくし』…
著者紹介
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