単行本 小松とうさちゃん
- 単行本 46 / 176ページ
- ISBN:978-4-309-02439-4 / Cコード:0093
- 発売日:2016.01.22
- 定価:1,540円(本体1,400円)
- ×品切・重版未定
関連情報
内容紹介
さえない52歳の非常勤講師小松とネトゲに熱中する飲み友達のサラリーマン宇佐美。小松に訪れた人生最後(かもしれない!?)恋に、宇佐美は奮闘するのだが……「完全恋愛小説」の誕生!
ーー「小松さん、なんかいいことあった?」
52歳の非常勤講師小松の恋と、
彼を見守るネトゲに夢中の年下敏腕サラリーマン宇佐美の憂鬱
52歳の非常勤講師小松は、新潟に向かう新幹線で知り合った同い年の女性みどりが気になっているが、恋愛と無縁に生きてきた彼は、この先どう詰めればいいか分からない。一方、みどりは自身の仕事を小松に打ち明けるかべきか悩んでいた。彼女は入院患者に有料で訪問サービスをする「見舞い屋」だったのだ。小松は年下の呑み友だち宇佐美に見守られ、緩やかに彼女との距離を縮めていくのだか、そこに「見舞い屋」を仕切るいかがわしい男・八重樫が現れて……絲山秋子が贈る、小さな奇蹟の物語。
●誤植のお詫び
p165に誤植がありました。下記の通り訂正させていただきます。
読者の皆様、及び著者の絲山秋子氏には大変ご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます。
p165 6行目
(誤)宇佐美くん君と呼ばれ
(正)宇佐美君と呼ばれ
著者紹介
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読者の声
- ニコル さん/49歳 女性
- くすっと笑えて微笑ましいお話。つまらなそうな顔の小松と、将棋の駒みたいな顔のうさちゃん、小松が好きになったみどりと癖のある八重樫という登場人物たちは周りにいそうで親しみやすい。
人やモノ、場所の例え方が特徴的でホント面白い。映像化できそうな作品です。小松とうさちゃんのコンビで続編期待します。
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