単行本 震災編集者 東北のちいさな出版社〈荒蝦夷〉の5年間
- 単行本 46 / 256ページ
- ISBN:978-4-309-02446-2 / Cコード:0095
- 発売日:2016.02.24
- 定価:1,760円(本体1,600円)
- ×品切・重版未定
賞歴
- 毎日、東京、産経
- 全国学校図書館協議会選定図書
内容紹介
「だからこそ、続けなければ」――自宅全壊、仮設事務所での営業再開、そして数々の励まし……社員2名のちいさな出版社が、東北の声を編み、〈被災〉の記憶を記録し、発信しつづけた5年間の軌跡。
目次・収録作品
まえがき
プロローグ 2011年
三月一一日午後二時四六分から/神戸の記憶/壊滅とはなにか、復興とはなにか/〈災〉の記憶を記録する
第1章 被災地の出版社 2012年3月〜
一通の手紙/被災地の続ける力/ラジオの声/神戸で考える「未来への遺産」/仙台――日常と非日常の狭間で/震災と文学/死者と生者を繋ぐ〈ふるさと怪談〉/名古屋の「くつ塚」/立ち止まる覚悟/鎮魂の編集
第2章 〈声〉を編む 2013年3月〜
日記/風化に立ち向かう/いま、ここに必要な本/ある記録/地域誌を編む/震災怪談/ちいさな〈声〉があふれている/届かなかったファックス
第3章 生きるための本の力 2013年9月〜
三度目の夏/黒塚/生き延びるための物語/災害列島の「平和と安全」/写真に残る風景/本の力/〈被災〉の思想/四年目のはじまる前に/我らが読者へ
第4章 底なしの日々 2014年3月〜
二〇一四年三月一一日/失ったなら、生み出さなければ/砂守勝巳さんとの「再会」/それでも海とともに/神戸へ行く/気仙沼の結婚式/三年六か月
第5章 記録を残し、記憶を継ぐ 2014年9月〜
沖縄と東北/旧警戒区域へ/変わりゆく町/東北の島尾敏雄/海辺の図書館/四年目の仙台/二〇年目の神戸/被災地の大学との共同作業/宮城県郷土かるた/伊坂幸太郎との対話
第6章 〈被災〉の未来 2015年3月〜
四年目の三月一一日/慰霊の日に/若者の思い/本を繋ぐ/新しい命へ/「ブックスみやぎ」の閉店/被災地を生きる作家――熊谷達也/仙台の異邦人――ネパール大地震/仙石線の全線開通/ネパールと東北/死者と生者の夏/地下鉄に乗って
エピローグ 2016年
荒蝦夷――2011年3月11日以降の刊行物
プロローグ 2011年
三月一一日午後二時四六分から/神戸の記憶/壊滅とはなにか、復興とはなにか/〈災〉の記憶を記録する
第1章 被災地の出版社 2012年3月〜
一通の手紙/被災地の続ける力/ラジオの声/神戸で考える「未来への遺産」/仙台――日常と非日常の狭間で/震災と文学/死者と生者を繋ぐ〈ふるさと怪談〉/名古屋の「くつ塚」/立ち止まる覚悟/鎮魂の編集
第2章 〈声〉を編む 2013年3月〜
日記/風化に立ち向かう/いま、ここに必要な本/ある記録/地域誌を編む/震災怪談/ちいさな〈声〉があふれている/届かなかったファックス
第3章 生きるための本の力 2013年9月〜
三度目の夏/黒塚/生き延びるための物語/災害列島の「平和と安全」/写真に残る風景/本の力/〈被災〉の思想/四年目のはじまる前に/我らが読者へ
第4章 底なしの日々 2014年3月〜
二〇一四年三月一一日/失ったなら、生み出さなければ/砂守勝巳さんとの「再会」/それでも海とともに/神戸へ行く/気仙沼の結婚式/三年六か月
第5章 記録を残し、記憶を継ぐ 2014年9月〜
沖縄と東北/旧警戒区域へ/変わりゆく町/東北の島尾敏雄/海辺の図書館/四年目の仙台/二〇年目の神戸/被災地の大学との共同作業/宮城県郷土かるた/伊坂幸太郎との対話
第6章 〈被災〉の未来 2015年3月〜
四年目の三月一一日/慰霊の日に/若者の思い/本を繋ぐ/新しい命へ/「ブックスみやぎ」の閉店/被災地を生きる作家――熊谷達也/仙台の異邦人――ネパール大地震/仙石線の全線開通/ネパールと東北/死者と生者の夏/地下鉄に乗って
エピローグ 2016年
荒蝦夷――2011年3月11日以降の刊行物
著者紹介
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