単行本 ラジオラジオラジオ!
- 単行本 46 / 192ページ
- ISBN:978-4-309-02473-8 / Cコード:0093
- 発売日:2016.06.21
- 定価:1,430円(本体1,300円)
- ×品切・重版未定
賞歴
- 全国学校図書館協議会選定図書
関連情報
内容紹介
わたしとトモは週に一度、ラジオのパーソナリティーになる! 進路決定を目前に、それぞれの未来がすれ違っていく二人の女子高生を描く、佐久間宣行さん感動のせつなさ120%の青春小説。
佐久間宣行さん感動!
心の準備をしてから読めばよかった。
青春全部思い出して泣きたくなった。
――佐久間宣行(『ゴッドタン』『ご本、出しときますね?』プロデューサー)
わたしとトモは週に一度、ラジオのパーソナリティーになる!
せつなさ120%の青春小説
カナはバイトで買ったパソコンでインターネットをするのが一番の楽しみの、地方都市に住む高校三年生。一刻も早く退屈なここを出て、東京の大学に行って、将来はテレビ局で働きたいと思っている。
「東京はここよりも、インターネットの中の世界に近い気がする。早く本物の場所に行きたい。」
ある日、カナは 地元ラジオ局のパーソナリティー募集をフリーペーパーの広告で見つける。以前から声が好きだった友達のトモを誘って面接を受けたところ、ラジオのパーソナリティーとして、週に一回、「ラジオラジオラジオ!」という番組を持つことになる。
だが進路決定が近づくにつれて、二人の未来への夢は次第にすれ違い始めて……せつなさ120%の青春小説。加藤千恵の新境地!
著者紹介
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読者の声
- ラジオネーム:ココアで一服 さん/20歳 男性
- 「ラジオラジオラジオ!」読みました。
初めての投稿です。
ページをめくってみると、地方都市に住む高校三年生華菜が友人の智香とコミュニティFMでラジオ番組を行うという、まさに加藤さんが経験されてきたような設定で始まったこともあり、主人公華菜の台詞や地の文が加藤さんの声で脳内再生されていました。まさに加藤さんのラジオを聞くような感覚でした。
しかし、読み進めていくと加藤さんの声で再生されることはなくなりました。そこには、自分の将来に夢を見つつも、進路という言葉で少しづつ周囲の現実と向き合わされる一人の女子高生華菜がいたのです。智香とすれ違い始めたことをきっかけに、他の友人との友情や頼っていた大人との距離感に悩む17歳。彼女が前を向くための一歩を踏み出す青春物語そのものを体感しました。
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