単行本 きょうの日は、さようなら

きょうの日は、さようなら

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心揺さぶる、最高のデビュー作!

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内容紹介

かつて兄だったキョウスケが、勝手に私の人生へと戻って来た、立派な「あかんたれ」になって――家族や親友や恋人より大切な運命の物語。心揺さぶる最高のデビュー小説! 斎藤美奈子氏推薦。

著者紹介

石田 香織 (イシダ カオリ)

一九七六年、兵庫県生まれ。神戸市在住。森田雄三創作塾にて創作を学ぶ。二〇一七年、『きょうの日は、さようなら』で作家デビュー。

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読者の声

3710 さん/33歳 女性
母ってなんだろう?

冒頭のキョウコの生みの母親が亡くなったあと、
彼女は様々な母に出会ってきた。

スミレさんにしかり、オカマのママたちもどこか母のような。
形は問わず、「母のような人」には出会えるのだろう。

生みの親よりも、スミレさんのことをよく回想するキョウコに、少し違和感を感じながらも、過ごす時間の貴重さと想い出の作り方とは何事かをを感じた。

また折々出てくる飴、ケーキ、などの食べ物も、思い出を重ねるには易しいのだと感じた。

今を生きるだけではなく、過去を重ねた上にある「いま」の捉え方に作者なりの記憶の重ね方を垣間見た。

時間を空けての再開は、無理やり記憶を続けて重ねているようで、その軋みに胸がキリキリと痛みました。

母、食べ物、思い出。そして、神戸と思われる街並み。

作者の視点で周りを見渡してみる。
そんな一冊です。

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