単行本 パルチザン伝説

パルチザン伝説

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内容紹介

仲間たちとの爆弾闘争に失敗し、ひとり沖縄の離島に流れ着いた僕は、潜行直前に母から受け取った手記から謎の失踪を遂げた父の衝撃的な来歴を知る。文学的想像力が飛翔する伝説の書、復刊。

【内容紹介】
言葉が扼殺された世界、それがこの国の風景である――
爆弾闘争に身を投じて戦後を生きた僕と、たった一人のパルチザンとして戦中を生きた父。二人の人生が繋がっていく先に浮かび上がる、恐るべき日本という国家のかたち。
1983年、雑誌に発表され大きな話題を呼んだ桐山襲のデビュー作にして、文学的想像力の奇蹟的な到達点を示す伝説の作品、ついに刊行!

* * *

これは二重の、三重の、死者からの通信である。
そのチャンネルは地下(アンダーグラウンド)にある。
――古川日出男(作家)

この小説が突きつける
日本社会への徹底した絶望を、私は共有する。
絶望なくしては未来もないという確信も、共有する。
――星野智幸(作家)

* * *

【あらすじ】
1974年、アジアの犠牲の上に成り立つ平和と繁栄を破壊するため、僕と仲間たちはその象徴たる天皇の暗殺を企てたが、失敗に終わる。代わりに経済侵略の急先鋒だったM企業を爆破するが、その後の路線対立で僕はグループから離脱。ひとり爆弾闘争を続ける中で片手片目を失い、地下に潜行することに。沖縄の離島へ流れ着いた僕は、逃亡生活の直前に母から受け継いだ一通の手記から、謎の失踪を遂げた父の驚くべき来歴を知るのだが……。

* * *

栗原康=監修『日本のテロ 爆弾の時代60s-70s』、松下竜一『狼煙を見よ』を同時刊行!!

著者紹介

桐山 襲 (キリヤマ カサネ)

1949年東京都生まれ。83年「パルチザン伝説」でデビュー。他の著書に『スターバト・マーテル』などがある。92年、没。

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