単行本 バットランド

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内容紹介

コウモリが舞い、量子がもつれ、車椅子のマッド・サイエンティストが笑い、認知症の老人詐欺師が駆ける! 山田正紀、瞠目の最新SF作品集。表題作他、全5編。

目次・収録作品

全5編収録
●「コンセスター」
 「ベイビー、どこへ逃げても無駄なのさ。おれはおまえを地の果てまでも追いかける」
●「バットランド」
 コウモリが舞い、量子がもつれ、車椅子のマッド・サイエンティストが笑い、認知症の老人詐欺師が駆ける!
●「別の世界は可能かもしれない。」
 いま東京の地下で、新人類と新マウスの戦いが、始まる……!
●「お悔やみなされますな晴姫様、と竹拓衆は云った」
 迦具夜姫(かぐやひめ)の血を引き、時をあやつる一族の棟梁・晴姫は、平和を求めて、豊臣秀吉に力を貸す。
●「雲のなかの悪魔」
 難攻不落の流刑星より大脱走。泡宇宙(バブル)を超えて身につけた力で、少女は革命を起こす。

著者紹介

山田 正紀 (ヤマダ マサキ)

1950年、愛知県生まれ。作家。74年、『神狩り』でデビュー。『最後の敵』で日本SF大賞、『ミステリ・オペラ』で本格ミステリ大賞・日本推理作家協会賞を受賞。著書に『宝石泥棒』『人喰いの時代』他、多数。

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