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内容紹介

私はどちらの性で、どんな立ち位置で、彼を愛せばいいのだろう――。彼が欲しているのは男? 女? それともただ「私」? 異才の文藝賞作家が、揺らぐ心身の性を大胆かつ繊細に映し出す会心作。

「女装しているきみが好き」と彼は言う。
それは女?男?それとも、私?

異才の20代文藝賞作家が描く異性装者(クロスドレッサー)の物語

解放と迷宮。
性の揺らぎだけではない、
これは「存在」の物語。
――中村文則(作家)


あなたといる私も、他の人といる私も私。
どの私も、私の真実。
マナは不自由でとっても自由だ。
――秋元才加(女優) 

私はどちらの性で、どんな立ち位置で、彼を愛せばいいのだろう。
警備会社で働く28 歳の「私」は、結婚していながら関係を続けていた浮気相手との悪戯をきっかけに、女性装にのめりこむ。
ストッキングを履いたり、自らの手でメイクを施したりと女性性に寄り添うような生活は、「私」に新鮮な喜びと自由をもたらす。
あるとき女の姿で訪れたバーで、タケオと名乗る男に出会い、強烈に惹かれていくが――。

著者紹介

山下 紘加 (ヤマシタ ヒロカ)

1994年、東京都生まれ。2015年、『ドール』で第52回文藝賞を受賞しデビュー。著書に『クロス』『エラー』などがある。『あくてえ』で第167回芥川賞候補。

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