単行本 セリーヌ――私の愛した男 踊り子リュセットの告白

セリーヌ――私の愛した男

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内容紹介

『夜の果てへの旅』や『なしくずしの死』など衝撃的な小説で20世紀の革命的作家となったセリーヌの、生涯の妻だったリュセットによる回想録。亡命生活を続けた夫婦の貴重な記録。

著者紹介

リュセット・デトゥーシュ (デトゥーシュ,リュセット)

セリーヌの生涯の伴侶。セリーヌが「コラボ」(対独協力者)として追われた時にはドイツ、デンマークへの逃避行をともにした。

ヴェロニック・ロベール (ロベール,ヴェロニック)

高坂 和彦 (コウサカ カズヒコ)

東京都立大学大学院フランス文学科博士課程中退。フランス文学者。訳書に『なしくずしの死』をはじめとするセリーヌの諸作品のほか、ロラン・バルト『エッセ・クリティック』(共訳)、ジョルジュ・ベルナノ『月下の大墓地』など多数。

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読者の声

ディエップの娘 さん/女性
30年以上前にフランス文学を学び、セリーヌの世界に衝撃を受けました。その俗悪さに顔を背けない態度、弱者への視線に感動すると同時に、この独自の文体を、何らの違和感なく流暢に日本語にされた高坂先生の翻訳の素晴らしさに目を見張った記憶があります。時が流れてもはやフランス語とはほぼ無縁の生活になった私ですが、このたび、ふとしたことからセリーヌ作品を改めて読み、この本に巡り会いました。稀代の作家セリーヌの生の声を伝えてくれる、貴重な叙述です。まるでリュセットさんがそこにいるかのような、ライブ感にあふれています。あらためて、高坂和彦先生は、反骨心の文学者だったと同時に、不世出のフランス文学翻訳者だったと思わずにいられません。このような「文学的に貴重で重要な」著書を世に出してくださったことに感謝申しあげます。

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