単行本 バニヤンの木陰で

バニヤンの木陰で

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夢見る勇気をもつんだ、ラーミ。
繰り返される『アンネの日記』の悲劇

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内容紹介

破壊と虐殺の嵐吹き荒れるクメール・ルージュ下のカンボジアの惨状を7歳の少女の視点で描く自伝的小説。痛ましい喪失の中で、言葉の力を信じて生き延びた主人公の感動的な運命。

住み慣れたわが家を追われ、家族や親戚を次々に奪われ、子ども時代すら奪われて、苛酷を極めた運命を耐え忍ぶラーミの物語は、読んでいて胸が痛むが、同時に、すべてを奪われつつもなお懸命に生きようとするその姿には、読者に生きる希望や勇気を与える力がある。人間の恐ろしさと美しさの極限のかたちを深いレベルで見事に描きあげた、読みごたえのある傑作。——「訳者あとがき」より

著者紹介

ヴァデイ・ラトナー (ラトナー,ヴァデイ)

1970年カンボジア生まれ。5歳の時、クメール・ルージュがカンボジアの支配権を握り、強制労働の末、母と共に国を脱出、11歳で難民としてアメリカに到着する。コーネル大学卒業。本書がデビュー作。

市川 恵里 (イチカワ エリ)

翻訳者。1966年、東京生まれ。早稲田大学第一文学部英文学専修卒業。訳書に、A・ベネット『やんごとなき読者』、A・ナフィーシー『テヘランでロリータを読む』、V・ラトナー『バニヤンの木陰で』など。

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