単行本 独りでいるより優しくて
一人の女子大生が毒を飲んだ。自殺か他殺か、あるいは事故なのか。
凍えるような孤独と温かな優しさを同時に秘めたイーユン・リーの新作長編。
- 単行本 46変形 / 392ページ
- ISBN:978-4-309-20675-2 / Cコード:0097
- 発売日:2015.07.06
- 定価:2,860円(本体2,600円)
- ×品切・重版未定
賞歴
- 朝日、読売、毎日、日経
内容紹介
ある女子大生が被害者となった毒物混入事件を核に、事件に関係した当時高校生の3人の若者が抱えつづけた深い孤独を描く。中国の歴史の闇を背景に、犯罪ミステリーの要素も交えた傑作。
著者紹介
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読者の声
- 合田盛文 さん/男性
- この小説は、約めていえば、東洋的感性と西洋的知性によって書かれた人間物語である。毒入り事件をめぐって、疑惑と不信と孤独に生きた人たちの在り様を、巧緻な文章で表現しているところに、本著の醍醐味があり、素晴らしい魅力となっている。
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