単行本 服従

服従

  • 服従

世界をゆるがす衝撃のベストセラー!
英語版に先駆け、日本語版9月発売

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関連情報

内容紹介

2022年仏大統領選。投票所テロや報道管制の中、極右国民戦線のマリーヌ・ルペンを破り、穏健イスラーム政権が誕生する。シャルリー・エブド事件当日に発売された新たなる予言の書。

読み終わって、呆然としながら、自分にこう言い聞かせなければならなかった。
「これは小説であって現実ではないんだ」と。
「こんなことは起こらない‥‥たぶん‥いや、もしかしたら」
──高橋源一郎(作家)

シニカルな状況認識、政治的な無力感、そして人間の滑稽さに対する冷め切った視線。
ウエルベックはヨーロッパの未来も若者の力もなにも信じていない。
けれど、その残酷さこそが文学の力なのだ。
日本にはこんな作家はいない。
読むべし!
──東 浩紀(批評家)

「彼も新政府内閣総理大臣なんじゃないか?」
ウエルベックは僕が今、そう感じちゃう唯一の生きる作家だ。
愉快な転覆を♡
──坂口恭平(新政府内閣総理大臣)

官学という宮廷に仕える道化師は、露悪的にひれ伏しつつ、顔を背けて窮状をアピールする。
果たして、我々に咎め立てができるだろうか?
ウエルベックは、 “宗教”を越えた先、闘うべき対象の影を朧げに炙り出した。
──上田岳弘(作家)

近未来のフランスが舞台のはずが、読み終えると現代日本の話に思えてくる。
いま、首相も国会も民主主義も信用できない人、必読。
──市川真人(批評家)

『服従』を読むと、人間の自己同一性を保つにあたって、知識や教養がいかに脆いものであるかということがわかる。それに対して、イスラームが想定する超越神は強いのである。
──佐藤優(作家・元外務相主任分析官)、本書「解説」より

著者紹介

ミシェル・ウエルベック (ウエルベック,M)

1958年フランス生まれ。ヨーロッパを代表する作家。98年『素粒子』がベストセラー。2010年『地図と領土』でゴンクール賞。15年『服従』が世界で話題を呼んだ。ほかに『ある島の可能性』『滅ぼす』など。

大塚 桃 (オオツカ モモ)

現代フランス文学の翻訳家。

佐藤 優 (サトウ マサル)

1960年東京都生まれ。作家・元外務省主任分析官。同志社大学大学院神学研究科修了。著書に、『国家の罠』『自壊する帝国』『人間の叡智』『組織の掟』『神学の思考』『聖書を語る』(共著)など多数。

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