単行本 祖国 下

祖国 下

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内容紹介

夫を殺したのは親友の息子なの? ごく普通の二つの家族が「愛国心」のもとに引き裂かれ大きな波紋を描く壮大なドラマ。バスクを舞台に世界を揺るがしたスペイン文学。大ベストセラー!

現在と過去を行きつ戻りつしながら、翌夏に半世紀にわたる大きな環を閉じる物語の語り手は、二家族の九人――ビジョリ、チャト、シャビエル、ネレア、ホシアン、ミレン、アランチャ、ホシェマリ、ゴルカ――だ。彼らは独自の視点から〝祖国バスク〟を描く客観的語り手であり、それぞれの人生の主観的語り手でもある。彼らの語りの断片が各所で交差し繋がりながら、見る位置によって形の変わる彫像のような小説世界の全体像が現出する。一読するだけでは語り手と時系列が無造作に入り組んで見えるが、じつは九人の物語を精緻に組み合わせた〝パズル的手法〟を作者は意図しており、それゆえ重厚的に、さらに深く本書のテーマ「人を殺すより人を赦すことのほうがなぜ難しいのか」をあぶりだしていく。
著者フェルナンド・アラムブルは、1959年バスク州サンセバスティアン生まれ。85年よりドイツ在住で、幅広い執筆活動で受賞も多数ある。本作品で国民小説賞、バスク文学賞ほか受賞多数。2017年以降の欧州圏での文学的話題になった。
翻訳者は、マドリード在住の木村裕美。アジェンデ『日本人の恋びと』サフォン『風の影』『天使のゲーム』ほか訳書多数。

著者紹介

フェルナンド・アラムブル (アラムブル,F)

1959年バスク州サンセバスティアン生まれ。85年よりドイツ在住。幅広い執筆活動で受賞も多数ある。本作品で国民小説賞、バスク文学賞ほか受賞多数。2017年以降の欧州圏での文学的話題になった。

木村 裕美 (キムラ ヒロミ)

翻訳家。アジェンデ『日本人の恋びと』サフォン『風の影』『天使のゲーム』ほか訳書多数。スペイン、マドリード在住。

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