単行本 実録 相沢事件 二・二六への導火線

実録 相沢事件

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内容紹介

二・二六事件から遡ること半年前に生じた相沢事件。永田鉄山を惨殺した相沢三郎のテロルは昭和の動乱を引火した。暗がりに留まっていた事件を怪文書と霊告を切り口に解くノンフィクション。

陸軍エリート・永田鉄山軍務局長暗殺――
いま初めて、その全貌が、怪文書と霊告から切り解かれる。
「狂うた日本の姿」を前に国家改造へと突き進んだ昭和維新、その〝動乱の口火〟を追うノンフィクション大作!

『突然、軍務局長室から離れた一番奥の執務室にひとりの男が駆け込んで来た。日頃見かけない顔だ。局長室の方向からドタドタとやって来る。十数人の課員たちの目が一斉に男に釘づけになった。見れば軍服は左腕でザックリ裂け、腕が剥き出しだ。覗いているシャツが真っ赤に染まっている。誰しも即座に事件性の匂いを感知する。男の表情は緊張で引き攣り、呼吸も乱れ、口を開けてハーハー息を継いでいた。せわしくこう怒鳴るのだった。《火事だ、軍務局長室が火事だ!》』

著者紹介

鬼頭 春樹 (キトウ ハルキ)

1948年生まれ。東京外国語大学フランス語学科卒。NHKにディレクターとして入局、NHK特集「調査報告チェルノブイリ原発事故」が海外5つのコンクールで受賞。2007年に定年退職。東大情報学環等で非常勤講師を務める。

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