単行本 アフガニスタン史

アフガニスタン史

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内容紹介

2021年8月、タリバン政権が樹立したアフガニスタン。古代から現代まで、文化・民族・政治史を詳しく分かりやすくまとめた名著を新装版で復刊。現在の複雑な背景を知るには必携の一冊。

タリバン新政権樹立! この国はどこへ行くのか?
2021年8月、アメリカ軍の撤退とともにアフガニスタン政権は崩壊し、
イスラーム過激派のタリバン新政権が樹立した。
情勢は20年前に逆戻りしたかに見える。
かつてタリバンは残虐さで知られたがこれからどう推移するのか、
国際社会は固唾を飲んで見守っている。

あとがき追補(前田耕作)

和平会議も宙に浮いたまま、米軍の撤退が始まり、いまアフガニスタンは混乱の渦中にある。わが国のこの国における平和構築への寄与は何であったのか。経済の立て直しも中村哲の遺訓《たゆまぬ自助》の努力がなければ汚職と腐敗に果てるほかはない。2002年に戦火が収まったとき、廃墟と化したカブール博物館の入口に《もしまだ文化が生き残っていれば、国もまた生き残れよう》と書かれた幕が張られていた。この文化の意味は深く鮮烈である。  2021年9月 

目次・収録作品

【目次】

プロローグ アフガニスタンとはどんな国か
第1部 古代〜近代
 1 アフガニスタン前史
 2 アフガニスタンの始まり
 3 アフガニスタン統一国家への道
 4 近代化への歩み
 5 模索の時代
第2部 現代
 はじめに 対立20年
 6 冷戦下の親ソ連政権(1979-91)
 7 タリバンの誕生(1994-95)
 8 反タリバンの動き(1996-97) 
 9 タリバンの孤立化(1997-2001)
 10 同時多発テロとアメリカの空爆(2001)
年表

著者紹介

前田 耕作 (マエダ コウサク)

1933年生まれ。名古屋大学文学部卒。和光大学名誉教授、東京藝術大学客員教授。アジア文化史を専攻。著書に『巨像の風景』、『玄奘三蔵、シルクロードを行く』、『アフガニスタンの仏教遺跡バーミヤン』など。

山根 聡 (ヤマネ ソウ)

1964年生まれ。大阪大学大学院言語文化研究科教授。パキスタン・パンジャーブ大学大学院修了。ウルドゥー文学、南アジア・イスラーム論を専攻。著書に『現代パキスタン分析』、『越境者たちのユーラシア』ほか。

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