単行本 西部邁 保守のロゴスとパトス

西部邁

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内容紹介

西部邁はどのような思想家だったか。近代経済学批判から保守思想、大衆社会批判にいたる足跡を、未公開の生原稿やノート、講演などの貴重な資料と共に振り返る。

目次・収録作品

●入門対談 中島岳志×柴山桂太 西部邁の思想と行動
●西部邁と六〇年安保闘争
インタビュー 長崎浩 「六〇年安保」の時代 (聞き手)中島岳志、鈴木英生 (構成)鈴木英生
鈴木英生 未完のブント同盟員としての西部邁、長崎浩
●近代経済学批判から保守思想へ
[初公開]西部邁講演 ソシオ・エコノミックスの構想(昭和五十一年度大阪大学経済学会春季講演会)〈抄録〉
論考 中島岳志 近代経済学からのエクソダス
論考 柴山桂太 市場と伝統のあいだで——西部邁の経済思想再考
●『発言者』発刊
[初公開]西部邁挨拶 オピニオン誌『発言者』発刊を祝う会
東谷暁 『発言者』創刊のころ
西部邁 「発言者」の十一年
●大東亜戦争と歴史認識
西部邁講演 私の生きて来た道〈抄録〉
論考 玉置文弥 西部邁の「大東亜戦争」論が問いかけるもの——歴史と感情
●西部邁アンソロジー
【対談】

×吉本隆明 大衆をどう捉えるか
×西尾幹二 “西欧強迫症”を超えて
×柄谷行人 恐慌・国家・資本主義——ファンダメンタルな危機への処方箋
【『発言者』『表現者』代表的論考】
守旧のための革新——民族の集団自殺を防ぐ視角/自死による虚無の根絶/「戦後」を聖域とする小泉改革/親米保守の錯乱せる思想と政治/侵略加担の不名誉——自衛隊派兵によって傷つけられる日本国の独立と自尊/「格差」をめぐるエコノミストの妄言/オキナワ——恥の捨て所なのか/議会が瓦礫の山となった——直接民政による「討論の絶滅」/戦災の想起と震災の統治/普遍価値は外交詐術の道具/「脱戦後」の試金石——日露外交/皇室論——必要なのはその歴史に自生する虚構への包括的な解釈/なぜ「言論は虚しい」のか

●初公開資料 直筆ノート/レジュメ/メモ/書簡
●論考
井上達夫 西部邁とは何者だったのか——本物の保守思想の意義と限界
北田暁大 歴史との「生真面目な戯れ」——分析的類型論と単独者
川端祐一郎 西部邁の言語論——もう一つのポスト構造主義
田中孝太郎 大衆社会批判のオリジナリティ
岩木雅宏 新自由主義的ニヒリズムに抗して
●アルバム 西部邁をたどる——『寓喩としての人生』から
西部邁 主要著作解題/西部邁 略年譜

著者紹介

中島 岳志 (ナカジマ タケシ)

1975年、大阪府生まれ。東京科学大学教授。専攻は政治学。著書に『中村屋のボース』『パール判事』『朝日平吾の鬱屈』『秋葉原事件』『超国家主義』『保守と大東亜戦争』『保守のヒント』など。

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