単行本 Qアノンの正体 陰謀論が世界を揺るがす

Qアノンの正体

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内容紹介

荒唐無稽な陰謀論は、いつしか現実世界に影響を及ぼす政治運動となった。黒幕は誰か。人々はなぜ信者になるのか。「天敵」のジャーナリストが、Qアノンのベールを暴く。解説=秦正樹

「Qアノンは一時的な現象などではなく、むしろこの先に来る陰謀論の熾烈なムーブメントの始まりにすぎない。何かが変わらないかぎり、Qアノンとは仄見える私たちの未来なのだ」
――「はじめに 嵐(ストーム)」より

「本書は、〔…〕身近な人が陰謀論信奉者になったときに、自分に何ができるかを考えるための一つの処方箋でもある」
――秦 正樹「解説」より

目次・収録作品

はじめに 嵐(ストーム)
第1章 起源
第2章 「Qのことを訊いて」
第3章 Qの神官たち
第4章 Qは誰か?
第5章 世界を救う計画
第6章 ウイルス負荷(ロード)
第7章 マトゥーンの魔法使い
第8章 知った者は眠れない
第9章 Qアノンの誘拐犯
第10章 パパがレッドピルを飲んだなら
第11章 Qの議員連盟(コーカス)
第12章 ベビーQ
第13章 Qは国境を越える
おわりに 愛国者が支配する

著者紹介

ウィル・ソマー (ソマー,ウィル)

ジャーナリスト。アメリカの陰謀論や保守系メディアを専門とし、Qアノン陣営からは「天敵」とされる。ニュースサイト〈デイリー・ビースト〉政治記者等を経て、現在〈ワシントン・ポスト〉紙メディア記者。

西川 美樹 (ニシカワ ミキ)

翻訳家。東京女子大学文理学部英米文学科卒。訳書にエブナー『ゴーイング・ダーク』、ミラノヴィッチ『資本主義だけ残った』、ウィットマン『ヒトラーのモデルはアメリカだった』など。

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