単行本 常磐線中心主義(ジョーバンセントリズム)

常磐線中心主義(ジョーバンセントリズム)

  • 常磐線中心主義(ジョーバンセントリズム)

それは東京の「下半身」/大都市を下支えする〈言葉なき地方〉。
閉塞をしなやかに生きるこの路線から、この国の「明日」を考える。
ノンフィクション社会学が描く、都市−地方論の新地平!

オンライン書店で購入

  • amazon
  • Rakutenブックス
  • 紀伊国屋書店
  • honto
  • 7netshopping
  • HonyaClub
  • e-hon
  • HMV&BOOKS
  • 大垣書店
  • TOWER RECORDS

店頭在庫

  • 紀伊国屋書店
  • 有隣堂
  • 三省堂書店
  • TSUTAYA
  • 未来屋書店アシーネ
  • くまざわ書店
  • 丸善ジュンク堂書店

内容紹介

東京の〈下半身〉を見よ!――大都市を下支えする〈言葉なき地方〉が下り坂をしたたかに生きる姿から、この国の「明日」を考える。ノンフィクション社会学が描く都市-地方論の新地平。

目次・収録作品

序章 寡黙で優秀な東京の「下半身」──五十嵐泰正

第1章 上野駅
「北の玄関口」のこれから──五十嵐泰正

[コラム]南千住駅
再編される山谷の“空間と社会”──稲田七海

第2章 柏駅
とあるベッドタウンが経験した協働──五十嵐泰正

[コラム]茨城県
知られざる農業大国──安藤光義

第3章 水戸駅
新しい地域文化としてのサブカルチャーの形成──大山昌彦

[コラム]水戸駅
「歴史アイデンティティ」と外部からの視線──沼田誠

[コラム]日立駅
企業城下町の今と明日──帯刀治

第4章 泉駅
取り戻すべきコモディティの誇り──小松理虔

[コラム]いわき駅
上野から仙台 連帯する常磐ラッパー──小松理虔

第5章 内郷駅
回転櫓はなぜ回るのか──開沼博

第6章 富岡駅
途切れた路線の先の物語──開沼博

終章 「語られなかったもの」が示すもの──開沼博

著者紹介

五十嵐 泰正 (イガラシ ヤスマサ)

1974年生まれ、筑波大学大学院人文社会科学研究科准教授(都市社会学・国際移動論)、ストリートブレイカーズ代表。共著に『みんなで決めた「安心」のかたち』(亜紀書房)など。

開沼 博 (カイヌマ ヒロシ)

1984年生まれ、福島大学うつくしまふくしま未来支援センター特任研究員(社会学)。著書に『漂泊される社会』(ダイヤモンド社)、『「フクシマ」論 原子力ムラはなぜ生まれたのか』(青土社)など。

こちらもおすすめ

この本の感想をおよせ下さい

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお気軽にお寄せください。
投稿された内容は、弊社ホームページや新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。

この本の感想を書く

こちらにお送り頂いたご質問やご要望などに関しましては、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。 お問い合わせは、こちらへ

close閉じる