単行本 「イスラム国」よ

「イスラム国」よ

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内容紹介

「僕は聴診器でテロとたたかう」――2004年にイラク支援を開始した著者が緊急出版! 読んで下さい、僕が10年間訪ねてきたイスラムの真実を。考えて下さい、今、私たちにできることを。

10年間アラブの世界で医療支援をおこなうため
現地を行き来してきた著者が訴えるアラブ世界の現実。
非軍事支援によるあたたかな連鎖こそがこれからの
世界全体の真の平和をうむと説く祈りの書を緊急出版!

報復に報復、はもうやめよう。
憎しみには、愛を。

読んで下さい。僕が10年間訪ねてきたイスラムの真実を。
買って下さい。現地で苦しむ人々のためにこの本の印税を使います。
考えて下さい。今、日本にできることを。——鎌田實

本書の著者印税は全額イラク難民支援活動に寄付されます。

目次・収録作品

【目次・項目例(一部)】
第1章 「イスラム国」が僕たちに与えた衝撃

日本とイスラムの関係はあたたかいものだった/「自己責任」という言葉は自分に向けるべき言葉だ/イラクから届いた「愛」のメッセージ/優しすぎるイラク、ヨルダンの友人たち/カマタ流新戦争論

第2章 なぜ「イスラム国」は生まれてしまったのか

テロとウィルスを生み出す要因は同じ/少しずつでも武器を減らしたい/だれの心の中にもケモノはいる/「自由」と「秩序」について考えよう/世界は今、寛容さを問われている/新自由主義ではなく「真・自由主義」が平和をつくる

第3章 「イスラム国」はどこへ行くのか

3つの戦争が生んだ過激派組織/アメリカの「ボンミス」のはじまり/イラク戦争が「イスラム国」を生む引き金となった/「超国家」という国家観/「カリフ」制という野望/「イスラム国」は終わらない

第4章 なぜ君は「イスラム国」に参加するのか

「イスラム国」に心を奪われた青年/巧妙なネットでのPR戦略/ムスタファ君が教えてくれた「許す」ということ/「目には目を」のほんとうの意味/経済のグローバル化と憎しみのグローバル化/「テロ」なのか「戦争」なのか

第5章 一番大切なのは非軍事支援

非軍事支援こそが最大のセーフティネットになる/危険地域での支援での「危機管理」/僕が人道支援にこだわる理由/医療施設はいち早く「不可侵」の場所になる/
疲弊しきった心に医療が小さい灯りをともす/難民キャンプの絶望と希望

第6章 聴診器でテロとたたかう

いい支援はあたたかい連鎖を起こす/みんなで一緒に食べる「日本流」/支援は与えることより学ぶことのほうが多い/バラの絵を描いて亡くなった12歳の少女/血の通った支援をしようよ/僕は聴診器1本でたたかいたい

著者紹介

鎌田 實 (カマタ ミノル)

1948年生まれ。東京医科歯科大学医学部卒業。74年長野県諏訪中央病院に赴任。諏訪中央病院名誉院長、日本・チェルノブイリ連帯基金(JCF)理事長、日本・イラク・メディカルネット(JIM-NET)代表。

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