単行本 日本経済が黄金期に入ったこれだけの理由

日本経済が黄金期に入ったこれだけの理由

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内容紹介

「日本経済はこれから黄金時代を迎える」――なぜ楽観視できるのか? 必要な政策は何か? 近未来に起こりうる諸問題と対策は?……など、その理由と根拠を経済学の見地からやさしく解説。

労働力不足が好景気をもたらす!!
財政危機、国債暴落、格差社会、ブラック企業…
悲観論を一蹴する、日本経済の真実!
日本には「輝かしい未来」が待ち受けている。


「日本経済が黄金期に入った」と聞いて、否定的な感想をいだく人は多いことだろう。
しかし、観点をほんの少し変えるだけで、日本が明るい未来に包まれていることは歴然となる。
なぜ、楽観視できるのか? 真に必要な政策とは?


●長期不況の最大の課題だった失業が、事実上「消滅」する
●企業が省力化投資に取り組み、経済が効率的に回りだす
●財政破綻論者が喜んで日本国債を買うから、日本の財政は安泰
●皆が70歳まで働くようになるため、年金制度も破綻しない
●業界の過剰なサービス競争が解消し、労働生産性が上昇
●零細農家には、保護するよりも“割増退職金”を給付するのが得策


【目次より】
1章:バブル崩壊後の日本経済が長期低迷にあえいだ理由
2章:日本経済を蝕む病巣は「労働力不足」で快復する 
3章:財政は破綻せず。ゆえに性急な再建策はいらない
4章:じつは、とても素晴らしい日本的な経済システム
5章:30年後にぶつかる難題に備え今すべきこと、考えるべきこと
6章:大災害、AIの発達…覚悟すべきサブシナリオ

【まえがきより】
◆「非常識だが誤りではない」が本書執筆の理念
 本書は、題名から明白なように、楽観論を展開する本です。一部、筆者の独断や偏見も交じった〝暴論〞も含みますが、概ね筆者が考えていることを素直に表現したつもりです。内容は少数説ですから、読者の皆さんがふだん耳にしている内容と大きく異なると思います。
 そこで、筆者として読者にお願いしたいことの第一は、「自分がいつも受け取っている情報は、バイアスがかかっているのではないか」と思いながら読んでいただきたいということです。
 多くの物事には良い面と悪い面があります。それなのに、読者はいつも悪い話ばかりを聞かされているのではありませんか? この問いに、「そうかもしれない」と思っていただくだけでも筆者は大満足です。
 今ひとつお願いしたいのは、「筆者を『非常識だ』と批判しないでいただきたい」ということです。筆者を非常識だと批判したところで、読者にとっても筆者にとっても一文の得にもなりません。
 筆者を批判したいなら、具体的に「どこがどのように間違っているのか」を、ぜひ指摘していただきたいのです。筆者を論理的に打ち負かすために読者の皆さんが頭を使うことは、頭の体操にもなりますし、経済への理解を深めることにもなります。筆者にとっても、自説が論理的に誤っていることをご指摘いただいてみずからの誤りに気づけるなら、それはありがたいことです。
 もちろん筆者としては、読者がいくら考えても筆者を論理的に撃破できず、「仕方ない。筆者の説に同意せざるをえない。非常識だと言われるのは嫌だが」と思っていただければ、望外の喜びですが(笑)。


著者紹介

塚崎 公義 (ツカサキ キミヨシ)

1981年、東京大学法学部卒業。日本興業銀行(現:みずほ銀行)入行後、おもに経済調査関連の仕事に従事。現在、久留米大学商学部教授。『経済暴論』(小社刊)など著書多数。

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