単行本 20世紀ロシア文化全史 政治と芸術の十字路で

20世紀ロシア文化全史

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内容紹介

トルストイからソルジェニーツィンまで、文学、音楽、美術、演劇、映画、バレエの綺羅星のようなスター芸術家の肖像を、時の権力者との関係をふまえて物語性豊かに描いた初の通史。

戦争、革命、テロル、雪解け、崩壊……政治と芸術の相互関係を描く波瀾万丈の真実の物語!!!
トルストイ、チェーホフ、ゴーリキー、ブルガーコフ、マヤコフスキー、ショスタコーヴィチ、ソルジェニーツィン……。20世紀ロシア芸術のオールスターが登場する絢爛豪華な逸話の数々。

驚くべき芸術的感性と膨大な情報量に織り上げられた〈ロシア悲劇〉のタペストリー。21世紀の〈心ある知性=グローバル教養人〉に贈る最高の書。すばらしいの一言に尽きる
──亀山郁夫

本書では、血なまぐさい惨事に満ち、恐怖に侵された歴史を陰鬱な背景として、20世紀ロシア芸術のオールスターが勢ぞろいし、豪華絢爛な舞台を繰り広げる。作家、詩人、画家、音楽家、演劇人、映画監督から、バレエ・ダンサーにいたるまでが、これでもか、これでもかと次々に登場する様は、まさに壮観というしかない。──沼野充義(本書「解説」より)

本書のおもな登場人物
トルストイ、チェーホフ、スタニスラフスキー、ゴーリキー、ギッピウス、ブローク、ディアギレフ、シャリャーピン、ストラヴィンスキー、ニジンスキー、マレーヴィチ、メイエルホリド、フレーブニコフ、マヤコフスキー、マンデリシュターム、エセーニン、ロトチェンコ、ブーニン、エイゼンシュテイン、ショスタコーヴィチ、ショーロホフ、ツヴェターエワ、フィローノフ、プラトーノフ、アフマートワ、アクショーノフ、エフトゥシェンコ、パステルナーク、ナボコフ、リュビーモフ、ヴィソツキー、オクジャワ、シニャフスキー、ソルジェニーツィン、タルコフスキー、ブロツキー、シュニトケ、ドヴラートフ、プリセツカヤ、バランシン、プリゴフ、ルイバコフ、ブルガーコフ、ミハルコフ、ソクーロフ

目次・収録作品

<目次>


第1部 嵐迫る
第1章 巨星墜つ
第2章『春の祭典』の炸裂

第2部 激動の時代
第3章 革命とロシア・アヴァンギャルド
第4章  詩人たちの悲劇
第5章 独裁者と作家
第6章 大テロル襲来

第3部 スターリンとのランデブー
第7章 社会主義リアリズムの魔術
第8章 苦行者たち
第9章 鎮魂歌(ルビ:レクイエム)

第4部 雪どけと再凍結
第10章 1956年の子供たち
第11章 ノーベル賞を辞退
第12章 『収容所群島』

第5部 変化の時代
第13章 非ソビエトという選択
第14章 非公式芸術を救え!
第15章 再び岐路に立つ
 訳者あとがき
 解説 響き渡る魔法のコーラス(沼野充義)
 原注
 人名索引

著者紹介

ソロモン・ヴォルコフ (ヴォルコフ,S)

1944年タジク共和国生まれ。音楽史・文化史研究。渡米後コロンビア大学で教鞭をとる。20世紀後半の旧ソ連の芸術家と親交が深い。著書に『ショスタコーヴィチの証言』『ショスタコーヴィチとスターリン』など。

今村 朗 (イマムラ アキラ)

1960年生まれ。東京大学卒業後、外務省入省。2008年、在ロシア日本大使館公使(広報・文化担当)。現在、会計検査院事務総長官房審議官。

沼野 充義 (ヌマノ ミツヨシ)

1954年東京生まれ。東京大学名誉教授。著書に、『ユートピア文学論』『世界文学論』など。訳書に、S・レム『ソラリス』、V・ナボコフ『賜物』、J・ブロツキイ『大理石』、『新訳 チェーホフ短篇集』など。

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