単行本 あなたのセックスが楽しくないのは資本主義のせいかもしれない

あなたのセックスが楽しくないのは資本主義のせいかもしれない

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内容紹介

旧東側の女性は西側の女性に比べセックスの満足度が高かった!? 世界的な潮流となっている新たな社会主義の模索で、女性はより幸福に生きられる。時代の閉塞感を打破するパワフルな一冊。

資本主義しかない、この道しかないのだと政治家たちは繰り返す――
しかし、それは嘘です。

ガーディアン、ニューヨークタイムズ――各紙誌で大絶賛!

すべてのモノが商品化される現代、資本主義の勝利はほとんどすべての女性にとって災難でしかない。自分のためにセックスを楽しむ権利すら奪っているのだ。
著者はかつての共産主義体制をロマンティックに回顧するわけではない。
彼女は、これからの包摂的で進歩的な社会のために、私たちのアイデンティティ、階級間の不必要な緊張を克服してくれる。
―― ヤニス・バルファキス(経済学者、『父が娘に語る美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話』著者)

不平等の拡大の時代に社会主義政策を復活させる理由はたくさんあるが、フェミニスト的視点は、最も強力なインセンティブを提供している。
――ガーディアン紙

著者は、アメリカと西ヨーロッパの若者の間で社会主義的なアイデアの魅力が高まっていると述べる。そしてそのアイデアの拡がりが、バーニー・サンダースにとってのアドバンテージとなるだけでなく、女性が、そして我々がよりよい生活を実現することを思い出させてくれる。より多くのオーガズムはそれだけでも素晴らしいことではあるが、より多くのオーガズムを得ることのできるよう社会を構造的に変化させることは、別次元なほど素晴らしく重要だ。
――レベッカ・ミード(作家・ジャーナリスト)、ニューヨーカー紙

素晴らしく魅力的。壁崩壊後に何が起こったのかに注目する、貴重な記録である。
――ロージー・ボイコット(ジャーナリスト)、フィナンシャル・タイムズ紙

端的で、鮮やか、これ以上なく緊急性を要する論であり、病的な言説の数々への強壮剤。 ゴドシーの本は、社会主義が女性たちの状況を改善できることを示している。喜びのために、そして愛のために。
――ライザ・フェザーストーン(ジャーナリスト)、ジャコバン誌


面白く、しかし怒りに満ち、まさに急いで読まれるべき本。私たちの働きかた、生き方にいままでとは全く違った考え方を与えてくれる。ゴドシーは革命を起こすつもりだ。私はすでにプラカードの準備はできている。
――デイジー・ブキャナン(ジャーナリスト)

【著者まえがきより】
この本が言いたいことはシンプルです。規制なき資本主義は女性を苦しめる。社会主義のやり方を取り入れれば、私たちの暮らしはもっと良くなる、ということです。
新自由主義のもとでは、私たちの身体も、関心も、愛情も、すべては売買の対象にされています。
 うまくやれば、社会主義は女性の経済的自立を促し、働きやすさを整え、仕事と家庭のバランスを改善し、さらにいえば、セックスの質も向上させてくれます。
 より良い未来を考えるためには、過去の失敗から学ぶことがかかせません。20世紀東ヨーロッパの社会主義を再検討することで、見えてくるものがあるはずです。

目次・収録作品

【目次】
序章 あなたが苦しいのは資本主義のせいかもしれない
第1章 女性は男性に似ていて、より安く使えるもの?――仕事について
第2章 出産する人はなぜ罰を受けるのか――子育てについて  
第3章 パンツスーツでは解決しない――リーダーについて 
第4章 ベッドの中の資本主義――セックスについて・その1 
第5章 誰でも必要に応じて受けとれる社会――セックスについて・その2 
第6章 バリケードから投票箱へ――社会参加について
〈もっと知りたい人のための読書ガイド〉付き

著者紹介

クリステン・R・ゴドシー (ゴドシー,クリステン,R)

ペンシルベニア大学教授(ロシア・東欧学学科長)。2012年にグッゲンハイム・フェローを獲得。記事や論説は世界25か国語以上に翻訳され、ニューヨーク・タイムズ、ワシントン・ポスト、ミズ・マガジン、ディセント、フォーリン・アフェアーズなど国内外の多数の紙誌に登場。これまでに11冊の著書があり、話題作『あなたのセックスが楽しくないのは資本主義のせいかもしれない』は15か国語で翻訳出版された。

高橋 璃子 (タカハシ リコ)

翻訳家。京都大学卒業、ラインワール応用科学大学修士課程修了。訳書にゴドシー『あなたのセックスが楽しくないのは資本主義のせいかもしれない』、マルサル『アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か?』、ノーデル『無意識のバイアスを克服する』、バークマン『限りある時間の使い方』、マキューン『エッセンシャル思考』など多数。

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