単行本 医療とは何か 現場で根本問題を解きほぐす

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内容紹介

医療現場で「正しい判断」は不可能である――救急医学の第一人者、哲学する医師がついに書いた! 医療崩壊の本当の問題とは? 従来の医療観を根源から問い直す、静かなる革命。新装版。

目次・収録作品

プロローグ 「私」の「たらい回し」事件

第一章 「病気」とは何か
 1 老いと病
 2 病気の三つの構成要素

第二章 医療はどう移り変わってきたか
 1 治療がない時代の医療--養生としての医療
 2 治療のための医学と医療の時代——一九世紀から二〇世紀へ
 3 二〇世紀の医学・医療——その進歩と混迷

第三章 医療を哲学する——現象学と言語ゲームを手がかりに
 1 なぜ、現象学が必要なのか
 2 言語ゲームとしての医療——そのルール変更
 3 パラダイムシフト——言語ゲームのルールの大改訂

第四章 新たなパラダイムの芽
 1 二〇世紀の医学・医療の王道——確実な状況下での意志決定
 2 「不確実な状況下での意志決定」——パラダイムシフトの萌芽
 3 医療のパラダイムシフトへの確実な第一歩——『トップナイフ』
 4 医療のパラダイムシフトの広がり

第五章 「正しいと確信する判断」はいかにして可能か
 1 確信成立のための二つの条件
 2 人の営みの社会的な広がり——「納得を確かめ合う言語ゲーム」へ
 3 「納得を確かめ合う言語ゲーム」における信頼

第六章 これからの医療のかたち
 1 医療における「確かめ合い」の具体像
 2 これからの医療

エピローグ 「私」の確信

著者紹介

行岡 哲男 (ユキオカ テツオ)

1951年、大阪府生まれ。東京医科大学名誉教授。東京医科大学病院院長、日本救急医学会、日本熱傷学会の会長・代表理事を歴任。米国熱傷学会Evans教授記念賞受賞。米国外傷外科学会・名誉会員。

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